後の作品に影響を与えた衝撃的SF映画「ソイレント・グリーン」感想
どうも、タコヤキです。
今回は久しぶりにSF映画のレビューです。
かなり昔の作品ですが、衝撃的な映画です。
タイトルは「ソイレント・グリーン」
「ソイレント・グリーン」の見所
・衝撃的なラスト
・レトロなSF作品
・「ゼノギアス」の元ネタの1つ
ゼノギアスというプレステのゲームをやっていた方は知っていると思います。
あのトラウマをー。
基本情報
「ソイレント・グリーン」
監督:リチャード・フライシャー(ミクロの決死圏)
脚本:スタンリー・R・グリーンバーグ
製作:ウォルター・セルツァー
ラッセル・サッチャー
出演者:チャールトン・ヘイストン(ベン・ハー、猿の惑星)
音楽:フレッド・マイロー
上映時間:97分
公開日:1973年
簡単なあらすじ
時は2022年、世界は人口増加により衣食に困った人々が溢れていた。それにより世界は一部の裕福層と貧民層という激しい格差があらわれていた。肉や野菜は高価なものとなり、貧困層はソイレント社から配給される、海のプランクトンから作られた合成食品を食べていた。
ある日、ソイレント社の幹部が何者かに殺害される。ソーン刑事は同居人の老人ソルと共にその事件の調査に乗り出す。調査の果てに彼の見た真実とはー。
こんな人にオススメ!
・古いSF映画が好きな人
・ゼノギアス好きな人
・SF小説好きな人
こんな人にはオススメできないかも
・古い映画が苦手な人
・アクション要素求めている人
こんな作品が好きな人にオススメ!
・ウエストワールド
・スキャナーズ
感想:確かに衝撃作で伝説的であるけど、映画的には微妙だったかも
自分は「ゼノギアス」っていう伝説的なRPGでプレステ1のゲームをプレイ済みでした。だから、「ソイレント・グリーン」の意味を知っていたんですよね。
ゼノギアスは設定が凄い綿密なので、SFが好きな人はプレイしてみてください。凄い長いけど。
それらを踏まえて見たら、映画的にはちょっと微妙かな〜って思いました。
けど、予備知識無しで見たら衝撃的であることは間違いないです。インパクトがすごいです。ここは保障できます。
映画的には全体的にテンポが遅いところが難点でした。
ちょっと退屈になるシーンが多いです。ラストシーンも「そこで終わりか!」って感じ。尺を考えると引き際としては適切だったのかもしれないけど、ちょっと物足りないですね。
ですが、その分ソイレントのこととか、未来社会の描写はよく出来てると思います。
未来の格差や食料問題、治安や暴動の様子などの退廃的な未来の描写は良いです!
暴動シーンとか思わず見入っちゃいますね。人をゴミのように扱う感じがすごい、、、。(ムスカ的な)
70年代に作られたことを考えると、めちゃくちゃ先見があったと思います。
当時はかなり衝撃的だったというのもうなずける。
そういう意味ではやっぱり歴史に残る映画です。
今回は以上です。
ーそれでは、また。