心を楽にするミニマムな人生デザイン書。四角大輔さん「人生やらなくていいリスト」感想
どうも、タコヤキです。
最近本格的に暑くなってきましたね。熱中症に気をつけましょう。
そこで、仕事や学業は捗っていますか?
人間関係やプレッシャーで押しつぶされてはいないでしょうか。
新入社員の方は仕事に少しなれてきて、人間関係とかで悩みがでてくる時期なのではないでしょうか。
また、与えられる課題に押しつぶされそうになって、心に負担がかかる。そして、ちょっと鬱気味になり、毎日ブルーという方もいると思います。
そんな方にオススメなのがこの四角大輔さんの「人生やらなくていいリスト」という本です。 この本は、そんな心の負担を軽くするような方法や、心構えについてシンプルに書かれています。
「人生やらなくていいリスト」はどんな本か
この本は世間から言われている「やるべきこと」や「会社のルール」のタスクを引き算していき、「自分のやりたいこと」、「やれること」に集中することの重要さ。そして人間関係も再構築して自分の居場所とホームを見つける手がかりとなる本です。超ストレス社会でのシンプルな生き方を目指します。
この本のオススメポイント
・読みやすくミニマムな本(サクサク読めます)
・人生を楽にし、心の負担を軽くする
・本当の自分を取り戻すキッカケとなる本
こんな人にオススメ!
・仕事や人間関係が負担に感じている人
・人生に行き詰っていると感じている人
・自分の人生を再考し、リデザインしたい人
感想:シンプルで心の負担がへる。携帯しておきたくなるような本だった。
まず、文庫より手軽に持ち運べて、本の内容自体も無駄がなくスッキリとしてものになっています。それだけでこの本の特徴ともいえますし、内容もスッキリとしたものになっています。
この本に書かれていることはかなりシンプル!
・自分のできることをしっかりとやる
・自分の生まれたままの純粋な感性に耳を傾ける
・苦手な人とは距離を置き、好きな人との時間を増やす。
・自分の苦手なところや駄目なところを受け入れる。
・休んでいいし、逃げ場を作っておいたほうがいい。
結果、一番自分にとってパフォーマンスの高い仕事と豊かな人生が送れます。
こんな簡単なことで?
って思うかもしれませんが、今一度あなたの仕事や生活を振り返ってみてください。
やらなくていいことや苦手なことに時間を割かれていませんか?
会社や世間の常識に流されて消耗していませんか?
本来の自分の願望を無視していませんか?
「人生やらなくていいリスト」は引き算の本です。
余分なものをたくさんつけられてしまう現代社会を再考し、自分の苦手なことややりたくないことを引き算していくことで、自分の人生の幸福度を上げていく精神的なミニマリストの本です。
自分から苦手なことややりたくないことを可能な限り引き算していき、
自分の得意なことに時間を費やす、あるいは自分の好きなことに時間を費やす。
仕事でも私生活でも参考になる方法とマインドセットです。
しかし、その引き算をするためにも、自分のことをよく知らなければなりません。
自分の心の声、素直な気持ちと感性を大切にしなければなりません。
そのための孤独な時間だったり、自分にとって何が大切なのか?自分にとっての幸せとは何か?そのことを再考していくことが大事です。この本では大樹として分かりやすい例が挙げられています。僕はこの例がこの本の中で一番好きです。
自分の譲れない絶対軸は何なのか。(根)
自分にとっての人生の目標とは何か。(幹)
変化に対応していくべきところは何か。(枝)
一切のこだわりのないものは何か(葉)
これらのことが何かということが、仕事でも人生でもしっかりと答えられれば、人生はとても楽になります。後は行動するだけになりますから。
僕にとって「根」の部分はできるだけ楽に生きること。(笑)
楽しく楽に生きることです。だから辛い残業とかはno thank you
「幹」は自分で稼ぐことです。サラリーマンという働き方やお金に依存せずに、楽しく生きる方法を見つけていくこと。
「枝」は働き方だったり、こだわりだったり、方法や人間関係に関すること全般。
「葉」は適当に聞こえるかもしれませんが、上にあげたこと以外のこと全てです。
僕はこんな感じでした。えっ、適当すぎじゃね?って。
あんまり具体的に決めると窮屈かなぁって思いました。まぁ、そこは人それぞれっす。
まとめ
というわけで、自分の人生について改めて考えさせるきっかけとなり、引き算していくことで自分の幸福を高めていく。そしてそれは仕事でも活かす事が可能。
そのために自分の素直な心の声に耳を傾け、常識に囚われずに自分の人生のテーマを定義していく。
「人生やらなくていいリスト」はそのきっかけとなるには、シンプルでミニマムな本でした。自分の人生を取り戻すためにも、今すぐ考えて行動しましょう。
この本はそのキッカケとなる本です。
今回は以上です。
ーそれでは、また。