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大学生にオススメの本10選!新書も含めたオールジャンル!

 

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どうも、タコヤキです。
みなさん学生の頃は本を読め!といわれませんでしたか?
読書をすると世界観が広がるし、趣味の幅も広がります。
図書館などで借りればタダですので、超お得です。

 

今回は小説や新書を含めた中で学生時代に読んでおくのにオススメな本
を紹介します。

 


1、現代語訳 学問のすすめ 作者:福沢諭吉 訳・斉藤孝

 

 

 かの有名な福沢諭吉の本です。古語の状態ではなく、わかりやすく現代語版に訳されているので、手軽に読む事ができます。もちろん内容もしっかりしている。

 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉の真意を理解し、学問をすることの意味がわかるはずです。

 この本が出たのは100年以上前ですが、当時は激動の明治時代でした。欧米諸国から日本の自治を保てるのかどうかという時代。現代における近代国家の始まりの時代でもあり、この「学問のすすめ」はその道しるべともいえる本です。

 時代は違えど、本質的な問題は現代社会でも現れています。今だからこそ読んでおきたい日本の名著です。

 学生ならぜひ読んでおくべき1冊です。
 

2、バカの壁 作者:養老孟司

 

 東大の名誉教授であり、生物学や脳科学、解剖学など様々な領域の知識を持つ方です。この「バカの壁」は新書の中でも特に読みやすく、新潮文庫にブランドイメージを作ったベストセラーとなりました。

 人間同士が理解しあうというのは根本的に不可能であるということを書いています。

 なぜならば、人間は理解のできない相手をバカと指差すことで処理する。そのようなことが、本書で書かれています。

 これって今だとtwitterの議論とか炎上を見ていると結構納得のいく部分があって面白いと思います。

 社会に出て、働く前にこのようなことを認識しておくと、少しだけ気持ちが楽になるのでお勧めです。読書初心者でもオススメの1冊。

 

3、異邦人 作者:カミュ

 

 

 これは個人的に最もプッシュする小説です。

 内容はwikipediaを参照してください。↓

 異邦人 (小説) - Wikipedia

 悩み多き学生の時にオススメの1冊。

 他人の生き方、価値に共感できない。虚無的なものを抱えながらも、自分の望みを切望する。しかし、それは不条理で容認されない。

 自分に正直であると世間、社会からは異邦人とみなされ糾弾されてしまう。この小説は論理では説明しきれない人間の性と不条理を描いている作品。

 様々な解釈ができる作品ですので、ぜひ多感な学生時代に読んでおきたい1冊です。

 

4、旅のラゴス 作者:筒井康隆


 

 筒井康隆先生の代表作とも呼べる作品です。めっちゃ読みやすいです。

 内容はラゴスという人物が一生をかけて旅をしていくという壮大な話です。時には引きこもったり、活発に活動したり、果てには刑務所にいれられたりなど、人生の全てがテーマになっているかのような壮大な小説です。

 人生山アあり谷あり、引きこもりありアクティブある。紆余曲折のラゴスの旅はぜひとも読んでおきたい1冊です。

 旅に興味がある学生などは一度読んでみると心がときめくのではないでしょうか。

 

5、仕事に効く教養としての世界史 作者:出口治之

 

 世界史全体を俯瞰したかのような、壮大な内容です。

 細かいとところをうんぬんという本ではなく、世界史を学ぶ意義や意味を解説し、大きな流れを書いている本です。世界史初心者でも読みやすい内容になっています。

 世界史は高校で選択しないと中々学ぶ機会が少ないジャンルです。日本ではヨーロッパ史がポピュラーですが、これは明治時代の近代国家構築のために、欧米を手本にしていたからその影響を現代でも受けついでいるからです。

 しかし、ヨーロッパ以外でもイスラムや中国などの歴史も大きく影響を及ぼしているので、もっと大きな視点で世界史を読み解いていくことが今後は大事になります。

 この本はそんな視点を持つための、足がかりとして非常にオススメな本です。

 

6、貨幣の新世界史 作者:カビールセガール


 

 貨幣史で一番ポピュラーな本です。お金の本質をあらゆる面から探っていく本。

 歴史的な背景はもちろん、生物学、心理学からのアプローチまで書かれているまさにお金の正体を探っていくかのような本です。

 お金は歴史とともに姿を変えて、現代でも使われています。話題の仮想通貨ビットコインについても触れていますので、お金の本質をつかみたい人にとってはぜひ読んでおきたい本です。

 お金に関する現代の常識を覆すような内容もありますし、スターウォーズの通貨についてなど本当にありとあらゆる面からお金について検証しています。

 仮想通貨が話題になっている今現代、一度お金に関することを勉強するのにうってつけの本です。 お金はおそらく一生付き合っていくもの。そして、お金の勉強は日本ではかなり無頓着です。自分で勉強しなければなりません。

 お金に関する本は学生の内に読んでおくと、大きな財産になりますよ。

 

7、車輪の下で 作者:ヘルマン・ヘッセ

 

 1905年に出版された、ドイツ文学者ヘルマン・ヘッセの代表作です。

 周囲の期待を一身に浴びているエリートの少年が主人公の小説。

 そんなプレッシャーの中、少年の心が徐々に壊されていくという内容です。少年の繊細な心を踏む潰す社会の仕組みや軋轢を描いています。

 今の義務教育や勉強に辛さを覚えている人にはぜひ読んでみて欲しい1冊です。特に教育関係に携わる人には必ず読んでおきたい1冊。

 教育は一番の投資先といわれているように、社会を繁栄させていく上で一番重要となるものです。その教育体制の歪を描いている本作はまさしく必読といっていいでしょう。

 

8、あなたはコンピューターを理解していますか? 作者:梅津信幸

 

 

 IoT(internet of Things)が叫ばれるなか、ITに関するリテラシーは現代では必須ともいえるほどになりました。日本でもプログラミング教育を義務化しようとする動きもあります。

 しかし、いざITに関して勉強をしようと思って、プログラミングを勉強しようとなっても中々難しいです。しかもプログラミング言語というものは発達のスピードがとても速く、覚えたものがすぐに陳腐化することもあります。

 そこで大事なのがコンピューターと情報の本質についてです。

 この本はプログラミング言語ではなく、コンピューターの基礎的なことが書かれています。これによりコンピューターの全体を簡単にイメージすることができます。

 専門書のように難しいことが書いてあるわけでなく、どんな人でも理解できる内容ですので、コンピューターのことを知りたいと思ったら、まずはこの本を読んでみるのが良いと思います。

9、1984年 作者:ジョージ・オーウェル


 

 超有名なSF小説です。1949年に出版されたにもかかわらず、なんと2017年にアメリカでアマゾンのベストセラーに返り咲きました。「未来世紀ブラジル」という映画の元ネタでもあります。

 何故にこの小説が今になって人々に読まれているのかというと、この小説は未来のディストピアを描いているからです。物語の舞台では物品や生活、思想などありとあらゆるものが統制された管理社会。人々はそんな管理社会に疑問なく暮らしています。主人公のスミスはある事が原因でそんな体制に疑問を持ち始めますが、当局に目をつけられしまいます。

 この物語の終わり方は非常に衝撃的です。そして、この悪夢のようなディストピアは現代のテクノロジーの発達と政治を考えると、あながち夢物語でもなくなってきました。

 だからこそ今この小説の人気が加熱したのでしょう。これを機会にぜひ読んでみてください。

 

10、人生にゆとりを生み出す 知の整理術 作者:pha

 

 

 日本一有名なニートのphaさんの新刊です。

 主に勉強のやり方について書かれています。とても現実的な勉強方法で、説得力も強く、簡単に実践しやすいのが特徴。

 生涯勉強が推奨されている世の中で、楽に勉強し、楽しく勉強するというのは非常に重要なことです。辛いことは続かないので。

 勉強を楽に楽しくする。そんな方法論が凝縮された1冊。勉強のお供に最適な本です。

 

最後に

 いかがでしたでしょうか?

 読書は世界を広げるチャンスですし、面白いものです。

 学生のうちに様々なものを見ておくと、人生が楽になります。

 ぜひ、読書してください。

 

 今回は以上です。

 それでは、また。