人生に行き詰っている人へ。借金玉さんの仕事術『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』感想
どうも、タコヤキです。
最近話題になっている本があります。
アマゾンのランキングで2位になってましたよ。落合陽一さんや堀江さんの本が出ている中で!それがこちら借金玉さんの
『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』です。
過酷な経験と失敗を繰り返した、借金玉さんが編み出した数々の仕事術やライフハックが詳細に書かれています。
ただの仕事ノウハウ本ではありません。人生に行き詰っていたり、絶望している人はぜひ読んで欲しい本です。
仕事術に関して
仕事術に関しては、それなりにスペックがある人にとってはあまり役には立たないかもしれません。物を無くしたり、スケジュールが組めなかったりとしたことが苦手な方向けのやり方が書かれています。
実際に読んでいると面白おかしく書いてあるところもあるのですが、自分の性質に合わせてメチャクチャ努力して、仕事術を編み出していることが分かります。
正直、よくある自己啓発本よりも凄まじい血の滲み具合を感じられました。使っている道具も細かに書いてありますので、よく物を無くしたりする人には参考になります。
あと、コミュ障の人にもいいですね。日常会話の対策なんて目からウロコです。これは、僕も現在実施してます。
ちなみに僕もバックに全部入れてたら無くさないだろ。っていう発想の人でしたが、一手アクセスの話は、読んでて「なるほど」と思いました。
一手アクセスとは、この本だと目で見てすぐに把握できて、一発で引き出せることです。ようは一目で何がどこにあるのか分かるようにしておくことですね。
これって、バックの中や引き出しの中とかに当てはめてるんですけど、頭の思考整理などにも適していると思います。
アイデアを出したい時とか、異常に不安になった時とか僕もやります。
この本だと、スケッチブックを使ってアイデアを書き出しまくることが書かれています。
これは思考整理にも便利です。
紙の中央にでっかく課題やテーマになるものを書きます。次に、関連性の強いものもテーマの周りにいくつか書き出します。
それを関連性の強いもの同士を線で引っ張って繋げていき、どんどん拡大していきます。そうすると末端が自分のやるべきことなどの具体的な方法が書かれることになります。下の画像が僕が書いたやつです。字超汚いし、見にくいですが参考にでもしてくれれば嬉しいです。↓
人生に行き詰まった、これからの人生が不安だ。という人はぜひやってみてください。やっていきましょう。
生存に関して
個人的には仕事術よりも、生存に関するハックのほうが心を動かされました。
最後は少し涙ぐんでしまいました。
読んでで一番胸にきたのが、、、
「ハイスコアを出すことが人生ではない」
ぐっときました。そうですよね。どうして僕らはいつのまにか立派な成績を取り、立派な会社か年収を取ることがけが目的のように生きていたのでしょう。
どうして年収やキラキラしたもので周りと比べるようになってしまったのでしょう。
自分には自分の人生があったはずです。
誰かと比べて優越感に浸ったり、見下されたりされるわけじゃないんです。
不器用でも転びまくっても自分は自分です。
僕はキラキラしたような人間ではないし、メチャクチャ行動して稼ぎまくる人間でもありません。けれど自分の命で人生を持っています。
生まれてきてしまったんだから仕方ないじゃないですか。自分の人生を否定する権利なんて誰にもありませんよ。神様かよ。
どんなことがあってもあなたの「生」は肯定されるべきです。
本当にその通りだと思います。
この本は最後にこんな素敵なエールを送ってくれます。
人生に生き詰まっている人、死にたがっている人
できる限りの生き残ることを考えて、やっていきましょう。
僕もやっていきます。
今回は以上です。
ーそれでは、また。