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就職活動している人はこれを読め!「元ひきこもりニートがリアルに教える!脱ニート完全マニュアル」感想

 

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 どうも、タコヤキです。
 今回紹介する本はすごいですよ。

 

 人気ブログ、「とあるニートの成功目録」の地雷屋さんの本、

 「元ひきこもりニートがリアルに教える!脱ニート完全マニュアル」です。

 

 kindle版はアマゾンで販売していないらしいので、ご注意を!

 

 

 脱ニートマニュアルと銘打ってますが、その辺の書店に置いてある就活本や自己啓発本よりよっぽど役にたつと思います。特に脱ニートの考え方はマインドセットで非常に役立つと思います。

 

 普通の就活の本とか自己啓発本って、基本的にやる気もあってそれなりの経歴や実力がある人向けに書かれたものが多いんです。一般人には心地よく聞こえる文章で。

 

 けどこの本は「そんなものしゃらくせぇ!」って感じで始まって、社会的に弱い人の当事者で語られる脱ニート本なので、とてもリアルで実用的です。
 変な意識高いセミナーよりも、より実践的な就活サバイバルテクニックが書かれています。


 平均あたりのスペックの人は意識高い系の本より、こっちの本のほうが相性よいと思いますよ。

 


こんな人は読むべき!↓
・就職活動がうまくいかない人
・社会復帰したい引きこもりやニート
・仕事や課題などで落ち込んでいる人

 


どんな人でもポジティブになるために

 「脱ニートマニュアル」の考え方から脱ニートという章が本の50%を占めています。


 この考え方の章がとても逸材です。この思考の考え方は、ニート当事者だけでなく落ち込んでいる人や仕事がうまくいっていない人にも役立つので本当にオススメです。
キラキラ輝いているような自己啓発本クソみたいに思いますよ。

 

 

 僕の一番良いなと思ったところが、自分を許してあげるという一説。

 

 ニートや引きこもりに限らず、落ち込んでいる人って「俺ってだめだなぁ」っていう感情が強いと思うんですよね。

 

 なんでそんな感情になるの?っていうと、仕事で失敗ばかりしちゃったり、結果が思ったように得られなかったりする。あるいは、やる事があったのにダラダラして全然できなかったり、勉強しなきゃいけないのに、ゲームしちゃった、とか。

 

 それで自己嫌悪に陥ってしまうわけですよね。
 けど、この自己嫌悪ってやつはネガティブ思考をループさせる危険性があったりします。

 

 出来ない→自分は駄目だ→自分を許せない→ハードルをあげる→出来ない

 

 こんな感じで負の無限ループ。

 

 この負の無限ループに入ってしまうと、人は鬱なんかになりやすい気がする。
 「うつヌケ」にもそのような話があった。↓

www.takoyaki-blog.com

 

 この負の無限ループを抜け出すには、「出来ない自分を許してやる」というのが大切です。


 僕は自分を痛みつけるような精神的自傷行為から脱出するために大切だと思っていたんですけど、この本では前に進むエネルギーを得るために重要と説いています。

 

 負の無限ループに陥っているほうが前に進むエネルギーが発揮されにくいです。「自分は駄目な奴」と思っている人は、前に進むためにも、まず自分を許してやったほうが大切だし、効率的っていうことです。


 さらに言うなら、この自分を許せない人というのは、「自分の欠点探しモード」になっていることです。完璧主義者に近いんですが、それが負の面で絶大に力を発揮してしまいます。

 

 会社で他人のあら探しを永遠としているような人っているでしょう。
 書類の作り方が気にいらねぇだ、髪型が気にいらねぇだっていって、仕事と関係ないところまで人のあら探しをしてくるような嫌な奴。

 

 

 あの嫌な行為が自分に向けて行われているわけですよ。しかも自分で。

 

 

 こうなると、良い結果を出すどころか前に進むエネルギーなんて生まれやしませんよね。自分に向けて「欠点探しモード」を続けていると、やがてそれは他人に向けるようになってしまいます。

 

 

 なので、自分のためにも人のためにも、「欠点探しモード」からは脱出しなければなりません。そのためのカギとなるのが「自分を許す」ということなんです。そして、それは「他人を許す」にも通じます。↓

www.takoyaki-blog.com

 


失敗しても成功と思え。前に進んでいればそれでいいのだ

 

 著者はバイトして就職して、ニートになったりと山あり谷ありの人生を歩んでいます。

 

 早い話が「3歩歩いて2歩下がる」みたいな感じでいきていらっしゃいます。けど、確実に前には進んでいます。

 

 これ、超大事ですね。
 


 仕事でもなんだろうと、波というものがあります。人間は調子が悪かったり良かったりを繰り返す生き物です。大抵成功する人っていうのは、調子が良いときに調子の良い波に乗って、勢いに乗っているようなことが多い気がしますね。

 

 まぁ、だからといって波が来るまで待ち続けるっていうのはかなりのリスク。
 前に進むエネルギーを育て、前に進んでいくことが大事です。

 

 調子が悪くても失敗し続けても、確実にあなたは前に進んでいます。
 だって失敗する、調子が悪いというのは行動しないと出ない言葉ですから。

 

 だから確実に前には進んでいるんです。

 

 個人的に付け加えたいのは「他人と比較しない」こと。
 人によって環境や遺伝子も違うのに、同じスタートラインでスタートしているという考えがそもそも変です。

 

 他人と比較して自分を責めるのではなく、前進している自分をよく見て、ほめてあげましょう。

 

まとめ

 上記のように、脱ニートの考え方がとても逸材で、万人に通用する思考方法が赤裸々に語られています。ここが一番読んでて面白い部分で、ためになるところだと思います。


 その他に就職活動の方法も載っていますので、就職に困っている人には参考にしてみてください。経歴書の書き方とかから、ハローワーク活用方法も載っているので、ためになると思います。

 

 今回は以上です。

ーそれでは、また。