「本当に強い人」はどういう人か。自分なりの答えが出た。
どうも、タコヤキです。
久々にマジメな記事でも書こうかと思います。
本当に強い人間とはなんだろう?
誰もが悩む問題の一つかと思います。
そして自分が思う「本当に強い人」像を大切にして、その「本当に強い人」の像を通して自分も他人も見ていきます。
「本当の強さ」って、よく現実でも漫画の世界でも聞くフレーズですよね。
その答えは十人十色。実に様々な解釈があります。
例えばこんなの。
・力こそ正義!
・お金がある人が強い!
・優しい人が強い
etc・・・
どれも漫画で出てくるような感じですよね(笑)
みなさんは何を考えましたか?とっさにはでてこないかもしれないですね。
しかし、最近私はついにこの問いに対する回答を見出しました・・・!
本当に強い人、それは・・・
「他人を許せる人」
だと、思います。
「他人を許せる人」とは、他人と自分の違いや差を受け入れて、認めることができる人間です。
俺はあいつみたいな才能や環境がない。良い思いして許せない!(嫉妬)
貧困層は俺みたいに努力してこなかったから、貧困!自己責任だ!許さない!(傲慢)
このような例はまだまだたくさんあります。
「俺たちは大変な思いをした。今の世代は~」とか。
でもこれじゃ、埒があきませんよね。このままじゃ議論も平行線で、根本的な問題もなにも解決しないです。
もし、こういったことに「他人を許せる人」がいたらどうでしょう。
「俺は金がないのは才能や環境がないからだ!あいつらみたいに恵まれていない!けど、がんばっているのは確かだな。俺もがんばってみよう。俺も努力不足だったかもしれない・・・」
「貧困は自己責任だ!あいつらは努力していないからだ!けど、彼らも何かどうしようもない問題や事情があったのかもしてない・・・。話を聞いてやったり、サポートしてもいいと思う。俺の考えは傲慢だったのかもしれない・・・」
どうでしょうか?
「他人を許せる人」は他人に寄り添えるし、自分の弱さや傲慢を認めることもできます。しかも、これならお互いの妥協点も見つかりそうですし、運がよければ問題に対する解決策をみつけることもできるかもしれません。
「他人を許す」ということは、とても難しいことです。
他人を許してしまうことで、自分のアイデンティティにヒビが入ることもあるし、仕事なら自分の負担が増してしまうこともあるかもしれません。
自分の気に入らない人に対しては、その人の考えや価値観、しぐさ、容姿など様々なものが許せなくなっていきます。
そんな増幅する「許せなさ」を認めて、自分を見直し、「他人を許す」というのは中々できることではないことだと思います。そしてそんな風に「他人を許せる人」というのは、とても強い人だと思います。
だから僕は、本当に強い人というのは、「他人を許せる人」だと思います。
ちょっと話は変わりますけど、人間の能力は行動遺伝学から分かるように、遺伝子の影響がとても強いです。様々な遺伝の才能を許しあって、多様性に富んだ社会になっていくこと願っています。
合わせてどうぞ!行動遺伝学について↓
今回は以上です。
ーそれでは、また。