実話を元にした衝撃的事件!クリント・イーストウッド監督「チェンジリング」感想!
どうも、タコヤキです。
少し古くて有名な映画ですが、すごい映画でした。
クリント・イーンストウッド監督「チェンジリング」という映画です。
アマゾンビデオで200円で見れますね!
これは、すごかったですねぇ。
実在したサイコパス、シリアルキラーの事件を描いていますが、実際の事件と名前が映画とほぼほぼ同じにしています。
サイコパスの事件だけでなく、当時のロサンゼルス警察の腐敗を描いていています。
この警察の汚職や腐敗が凄まじい醜悪さです。
明るい映画ではないですが、強烈な作品でした。
基本情報
『チェンジリング』
監督:クリント・イーストウッド
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
製作:クリント・イーストウッド
ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
製作総指揮:ティム・ムーア
出演者:アンジェリーナ・ジョリー
ジョン・マルコヴィッチ
ジェフリー・ドノヴァン
上映時間:142分
公開日:2009年
簡単なあらすじ
1928年のロサンゼルス。シングルマザーのクリスティンはいつものように子供のウォルターを家に残して仕事に出かけた。しかし、クリスティンが仕事から帰ると、ウォルターの姿はなかった。クリスティンは警察に連絡をいれ、ウォルターの捜索が開始された。数ヵ月後、ウォルターと思われる少年が見つかったと報告を受けたクリスティンはウォルターに再会するが、その少年は息子のウォルターでなかった。クリスティンは再度警察に捜査を要求するが、警察はクリスティンの言う事実を受け入れられず、捜査は行われなかった。クリスティンは何度も捜査を要求するがー。
『チェンジリング』の見所
・警察の腐敗を糾弾する力強いメッセージ性
・実際の凄惨な事件を扱った話
・見るものに事実の衝撃を伝える強烈性
こんな人にオススメ!
・事実を元にした話が好きな人
・イーストウッドの映画が好きな人
こんな人にはオススメできないかも・・・
・重たい話が苦手な人
こんな作品が好きな人にオススメ!
・冷たい熱帯魚
・ミスティック・リバー
感想:実話を元にした衝撃的内容の連発
これはすごい衝撃的な作品でしたねぇ・・・
実話のサイコパス殺人鬼もやばいですが、警察の腐敗も目を覆いたくなるレベルです。
警察の腐敗はちょっと酷すぎるレベルでした。しかし、これも実話です。
時代背景を考えると、こういう警察も仕方なかったのかなぁと思いましたが、政治的なやりとりをしているトップを見ると、あり得ないレベルですね。許してはおけない事態でした。
この一連の警察の腐敗は本当に腸煮え繰り返すような思いになる。
ここまで不快感をあらわにする映像も中々ないです。画面の前で思わず「ふざけんじゃねぇよ!」って叫びたくなります。
証拠はあるのに捜査はしないわ、勝手に精神異常だと決め付けるわ。
警察の恥を表に出したくないとかで、都合のよいシナリオを作ろうとするわ。
お前ら本当に何のために存在してんの?って感じ。社会悪じゃん。
思い出しただけでイライラする。
言うべきときには言わないとっていう劇中の言葉がしっくりきます。
こういう輩には卑屈になったら負けなんですね。
中指を突き立てて「FUCK YOU」という勇気の尊さですよ。
すごい強くて勇気ある女性でしたね。。。
サイコパス殺人鬼についてはもう、何も言うことはありません。
マジで、鬼畜です。
生まれつきの人格破綻者っているんですね・・・。怖すぎ。
この殺人鬼をちょっと調べたんですが、映画では殺しただけで済んでいますが、ブログに書けないぐらいの畜生行為に及んでいます。胸糞悪くなるとかのレベルじゃないので、調べる人は注意してくださいね・・・。
というわけで、「チェンジリング」は実話を元にした、っていうか実話そのものを映画にした衝撃的で強烈な作品でした。時間があっという間にすぎる映画です。ぜひ見てみてください。
今回は以上です。
ーそれでは、また。