緊迫の群像劇!映画「バンテージ・ポイント」感想!
どうも、タコヤキです。
今回は「バンテージ・ポイント」という映画を見ました。
感想を一言で言うなら・・・「全てが緊迫した群像劇」
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基本情報
「バンテージ・ポイント」
監督:ピート・トラヴィス
脚本:バリー・レヴィ
製作:ニール・H・モリッツ
出演者:デニス・クエイド
マシィー・フォックス
フォレスト・ウィテカー
シガニー・ウィーバー
音楽:アトリ・オーヴァーソン
上映時間:90分
公開日:2008年
簡単なあらすじ
スペインでの国際会議で起こったアメリカ大統領狙撃事件。
現場にいた様々な人物の視点から真相が明かになっていく。
その人物らはテレビ局の人、ガードの人、犯人の一味、その場に居合わせた一般人、アメリカ大統領、などなどの様々な視点からこの映画は展開される。
バンテージ・ポイントの見所
・息をつかせない緊迫としたシーンの連続
・時系列を戻して進行していく面白い構成
・群像劇
どんな人にオススメ?
・群像劇が好きな人
・サスペンスやスリラー映画が好きな人
・謎が少しずつ解けていく展開の映画が好きな人
どんな人には向いていない?
・登場人物が多い映画が苦手な人
・変わった構成の映画が苦手な人
どんな作品が好きな人に向いている?
・スナッチ
・パルプ・フィクション
・レザボア・ドッグス
・イレブン・ミニッツ
・428 閉鎖された渋谷で(ゲーム)
イレブンミニッツの感想はこちらからどうぞ↓
感想:スピード感ある、全てが緊迫した群像劇!
これは面白い群像劇でした。全く退屈しない90分を体験できますね。
こんなにスピード感のある群像劇ははじめてです。
全く観客を飽きさせない、緊迫したシーンの連続です。「バンテージポイント」はそんな怒涛のスピードで展開する群像劇でした。
「バンテージポイント」は最初、テレビ局の視点から始まります。
そしてアメリカ大統領が狙撃され、あげくには会場が爆発し、けが人も死者もでてしまいます。そして、時が巻き戻ります。(えっ)
時が巻き戻り、次は大統領のボディガードの視点から始まります。
これを何度も繰り返し、様々な人物の視点から物語の謎を紐解いていく。「バンテージ・ポイント」はそういったサスペンス要素も兼ね備えた映画です。
こういった映画は登場人物同士がすれ違ったり、邂逅した時がテンションあがります。あるいは、どの人物の視点から謎の鍵となる場面を発見し、その人物が関わってくるのか。そういったところが群像劇の魅力的なところであり、面白いところです。
「バンテージポイント」はそういったことを高速で、緊張した状態で展開していきます。だからこそ、スピード感があって緊迫した90分のスリルを味わうことができます。
「パルプ・フィクション」などは、日常的なシーンもあって、ゆるいところもあるのですが、「バンテージ・ポイント」はそういったゆるいものはなく、常に生死に関わるような危険な状態での群像劇なので、息を呑む間もありません。
それが90分に集約されているので、かなり濃密な映画!
それが「バンテージポイント」という映画です。
エンタメとして極上だと思います。
まとめ
「バンテージ・ポイント」はかなりエンタメ向けですが、濃密で全く飽きさせない映画になっています。90分で気軽に見れるだけでなく、凝縮した群像劇はバンテージポイントを置いて他にないでしょう。ぜひ楽しんでください。
今回は以上です。
それでは、またー。