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新感覚ホラー映画!ジョーダン・ピール監督作品、「ゲット・アウト」感想

 

どうも、タコヤキです。

 

 昨日レイトショーで「ゲット・アウト」を見てきました。
事前知識がなかったので、どんなホラー映画なのかと思いましたが、かなり驚く内容でした。

 

 

 ホラー映画でもありながら、サスペンス的な要素も盛り込まれており、白人と黒人の問題から描いたホラー映画なんて自分の知る限りでは、「ゲット・アウト」がはじめてでした。

 

 上映館があまり多くないですが、一見の価値は十分にあると思われます!

 

 

 

~ゲットアウトのオススメポイント~
・今までに見たことのないホラー映画
・不快感募らせる演出と音楽
・批評家支持率99%

 


どんな人にオススメ?
・お化けとかが出ないホラー映画が好きな人
・サスペンス映画が好きな人

 


逆にどんな人には勧められないか?
・アクション好きな人
・派手なストーリー展開を希望している人
(それでも一見の価値ありです)

 


どんな作品が好きな人にオススメか?
・エル・クラン
・ジャンゴ ~繋がれざるもの~(タランティーノ監督作品)
ヘイトフル・エイトタランティーノ監督作品)
ドント・ブリーズ

 

 


 演出について

 

 ゲットアウトの魅力はなんといっても、ホラーに対する演出です。


 「何かがおかしい」という、キャッチコピーの通りに、「何かがおかしい」という感覚を植えつけられます。


 不気味な人物、雰囲気、アイテムなど様々な要素で「何かがおかしい」を演出しており、いつなにが起きるか予測できない独特な緊迫感があります。
 
 笑顔やしぐさ、言動一つ一つが気になってしまい、画面から目をそらす事ができません。


 この不気味な緊迫感はいつ破裂するのか?
 その感覚がゲットアウトの一番の見所です。

 


 シナリオについて

 

 ゲットアウトを見終わった後、シナリオだけを考えると、かなりシンプルな内容だったと思います。


 白人と黒人の差別問題が含まれていますが、それを込みしてでも、シナリオ事態はシンプルです。

 

 シンプルですが、上記のような独特の演出のせいで、新感覚のホラーを味わえることは間違いないです。


 白人と黒人については一概には言えませんが、それは見る人によって大きく変わってくると思います。おそらく日本人にとっては馴染みがないので、そこまでバイアスはかからないと思います。

 

 ラスト付近になると、不気味さの正体が明らかになっていくのですが、それが怒涛の展開となります。
 
 正直な感想としては、かなりぶっとんだ内容となっています。若干SF混じってます(笑)


 キャラクターの豹変具合にもびっくりです。

 

 見てる側としてはいかれた人たちにとしか見えません。
 そんな得体のしれない人間の巣の中にいるという感覚も恐ろしいです。
 

 

 キャラクターについて

 

 使用人の女の人がマジで不気味。
 これは見ないと分かりませんよ。
 とにかく不気味でよい演技をしていました。ハマリ役でしたね。

 

 主人公の友達役のロッドも素敵なキャラクターでした。
 悪ノリが好きで、普段は頼りない感じのとぼけたキャラクターなんですが、この映画の中ではすごい癒しのキャラとなり、観客を安心させてくれる人物です。こんな人友達にいたらいいですね。

 

 主人公は半目がどうのといわれてますが、マジで可哀想なキャラでした。

 正直彼にとっていいこととか何も起きません。

 映画終了後は欝になってそう。

 

 

 まとめ

 

 ゲットアウトは新しい感覚のホラーで、画面から目をそらさせないような演出をしています。シナリオ自体はシンプルですが、その演出がよくできてて、映画としてとても面白いものに仕上がっています。

 上映館は少ないですが、機会があるかたはぜひ見てみてください。

 

 今回は以上です。

 それでは、また。