脳みそくれ。傑作ホラーゾンビ映画「バタリアン」感想!
どうも、ばつの悪い事情にはいつも蓋するタコヤキです。
今回は「バタリアン」というゾンビ映画の感想です。
Netflixで配信されていませんでしたので、ツタヤで借りてきました。
ディスクの絵がステキ~
この「バタリアン」、一言で言うなら傑作です。
ゾンビ映画の歴史に記録されるといっても過言ではないでしょう。
製作秘話も面白いです。
元々はゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメオの名作、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の続編という立ち位置だったのですが、ロメオが続編製作権を売って、誕生したのがこの「バタリアン」です。
というわけで、一応は「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の続編というものになります。どちらかというとパロディの方が多い気がしますが。
コメディ的なところもあり、ホラー的なところもあるので割とジャンル関係なしに楽しめると思います!
ぜひ見て下さい。
~wikipediaであらすじチェック~
~バタリアンはどんな人にオススメ?~
・ホラーゾンビが好きな人
・ロメオゾンビが好きな人
・少し古いホラー映画が好きな人
~逆にどんな人にオススメできない?~
・グロイのがマジで無理は人
・古い映画とかマジで見れないっていう人
~どんな映画が好きな人にオススメ~
・ゾンビ(ロメオ監督作品)
・ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
・REC
このバタリアンでとにかく言いたいことは、
「ゾンビ強すぎだろ・・・」というところです。
まず頭にツルハシぶっさしても死にません。銃で頭をぶち抜いても死にません。
足を切断しても勝手に動きます。腕も同じ。最強かよ。
警官も救急隊も一瞬で敗北します。勝てる要素が無い。
こんなんバイオのゾンビも真っ青ですよ・・・。
「死んでいるものをどう殺すんだ?」って作中で言われるんですけど、
確かに。ってなった。
灰になってようやく安心になるのですが、その灰を含んだ煙が煙突からでて、雨になって地上に降り出し、墓場の死体をゾンビ化させてしまうという、絶望。
あと、ゾンビが造りがチープに見えるのですが、これが思っていたよりもずっと怖いです。
特に最初に「脳みそくれ~」ってきたゾンビ。あれがけっこうトラウマになる。
画像検索するとでてきますが、普通のゾンビよりかなりインパクトあります。
途中で上半身だけのゾンビを拘束するんですが、その拘束されたゾンビも怖かったですね。
怖いというか、キモい。
上半身だけで、骨とか思いっきり見えてるし、色緑っぽいし、クネクネ動くし・・・。
「うわ~」ってなる。
登場人物は最初はコメディみたいなかけあいが面白いですね。
最初のゾンビ遭遇とか吹き出します。散々、部下に押し付けていたのに真っ先に狙われるとか(笑)
若い人たちは頭おかしいですね。なんか、食われているところみても、「HAHAHA」って感じでした。
~ラスト~
オチも予想できましたが、面白かったですね。これは社会風刺も含んでいるのかな?とも思う。軍の傲慢的な。
こうなったら、そうするしかないよね~。みたいな。
実はその後が衝撃なんですが・・・。(気になる方はすぐにDVDを手に入れましょう)
続編が一杯あるんですけど、どのあたりまでがまともに見れるものなんでしょうか・・・。
シリーズものってだんだんと面白くなくなっていくイメージが払拭できません。
というわけで「バタリアン」はホラー要素はもちろん、コメディ要素も含んだ名作ゾンビ映画です。これは見て損はしないゾンビ映画!
かなりオススメです。
今回は以上です。
ーそれでは、また。