【書評】樺沢紫苑先生「アウトプット大全」は、すべての人におすすめする勉強法の決定本
勉強や仕事で伸び悩んでいる人は多いですよね。
ですが勉強法がインプット、「読書」のみで終わってしまっていないでしょうか。
勉強も仕事も読書だけするような「インプット」中心では非常に効率が悪いです。より成果を出すにはアウトプットの方が重要。
「アウトプット大全」は、脳科学に裏付けされたアウトプットの方法論と根拠が凝縮された、アウトプットによる勉強や仕事論の決定版のような本です。
学生でも社会人でもアウトプットは簡単にでき、効果は絶大。
絶対に今後の人生のためになる1冊です!
樺沢紫苑「アウトプット大全」Kindle版▼
「アウトプット大全」はこんな人におすすめ!
・勉強や仕事で伸び悩んでいる人(学生、社会人問わず)
・ブログやyoutubeで情報発信をしてみたい、してる人
・スキマ時間などで効率よく勉強したい人
「アウトプット大全」がおすすめな理由
・紹介されているアウトプット方法が実践しやすい。
・勉強や仕事、学びが超効率的になる。成果もあがる。
・めちゃくちゃ読みやすい(永久保存版レベル)
・自分の意見をうまく伝えられるようになる
アウトプット大全 感想
・そもそもアウトプットとは?
アウトプットとは、自分の得た知識を発信したり使っていくことです。
具体的な方法は以下のようなこと▼
・勉強したところの問題を解いてみる。
・得た情報や学んだことをブログやSNSで発表してみる
・友達や家族に説明したり、議論してみる
以上のようなことがアウトプットの方法です。
そして、アウトプットはインプットよりも重要。
インプットは「読書」したり、「授業を聞く」ことでです。学校の座学のような感じですね。
普段の勉強はインプットを中心においている方が多いと思いますが、これをアウトプット中心にしていくことで、学びのスピードが爆速になります。
「アウトプット大全」ではインプットとアウトプットの黄金比は「3:7」です。
知識を血肉にして、実際に成果を出すにはアウトプットの方が圧倒的に重要。
そして、そのアウトプットの方法がわかりやすく具体的に書かれているのが「アウトプット大全」です。
・具体的な方法論がわかりやすく書いてある
「アウトプット大全」にはアウトプットの重要性と根拠。
そして、アウトプットの具体的な方法が紹介されています。
このアウトプットの具体的な方法がとてもわかりやすいです。
例えば、普段何気なく使っているTwitterなどのSNSをしたアウトプット方法。
読書や映画の感想などをうまくまとめて、発信する。
そのコツややり方、フィードバックまでがとてもわかりやすく書かれています。
僕の例ですと、
映画や本の感想をTwitterで簡単にまとめたりするようになりました。こんな感じに。▼
#1日1本オススメ映画
— 映画好きライター兼ビルメンのタコヤキ (@takoyakinovel) 2018年12月29日
「RAW 少女の目覚め」鑑賞。
一言で表すならヤバイ作品。
しかし、ただ単に狂ってる映画ではなく綿密な伏線が張られてるのに脱帽。
メッセージ性も強く、象徴的なシーンも多いので好きな人はとことん嵌り、苦手な人は一蹴する。そんな映画だと思う。
このようにする方がブログに感想を書く時も、早く記事を仕上げられ、まとまりのある記事にすることができます。何より大事なのが記憶に定着しやすいこと。ある程度時間が経ってしまうと、アウトプットの質は落ちてしまいます。
上記のような方法が「アウトプット大全」には、わかりやすく書かれているのでスラスラ読みながら実践していくことができます。
・すぐに実践に移せるようなアウトプット方法
「アウトプット大全」で紹介されているアウトプットの方法は、すぐに実践に移せるような方法が多いです。
・具体的な数字を記載した目標の作り方
・人に説明や議論する時のコツ(アイコンタクトや加える情報)
・上司や部下への褒め方、叱り方。(クッション話法)
・プレゼン資料の作り方やアイデアがでるメモの書き方
・TO DOリストの活用法、作るタイミング
以上のようなすぐに実行に移せそうな方法がたくさんあります。
「アウトプット大全」を読んだら、すぐに行動に移してみましょう。
仕事嫌いの僕でも、やれることが多かったので非常にためになります。
・若い人も大人も早く「アウトプット大全」を読むべし
日本の従来の教育は、詰め込みでとにかくインプットしまくるというものでした。
しかし、現代ではアウトプットの方が圧倒的に重要です。
もし、若い人でインプット型の勉強を中心にしている人は、一刻も早くアウトプット中心の勉強方法に切り替えた方が良いでしょう。確実に圧倒的に他の人よりも成長できます。
大人の人も早急にアウトプット型の方法や仕事方法に切り替えていくべき。
「アウトプット大全」では通勤時間などのスキマ時間を利用したアウトプット方法も紹介されています。資格勉強でも教養を高めるためにも、副業にも絶対に役立つはず。
「アウトプット大全」は今の日本人にインストールするべき、必読の1冊です。
自身が実践していくアウトプットまとめ
アウトプット大全を読んで、個人的に実践していく方法をまとめてみました。
・見た映画や本は2週間に3回アウトプットする。
(Twitter、ブログ、人に話す、あるいはNote)
・問題集を中心とした勉強
・会社での人との接し方(挨拶やアイコンタクト)
・レビュー記事構成のテンプレ作り
以上となります。
会社でも副業でも役立つ具体的な実践方法があるので、どんな人でも参考になる本です。ぜひ実際に「アウトプット大全」を手にとって見てください。
まとめ
「アウトプット大全」はこれからの学びには欠かせない1冊です。
しかも、とても分かりやすく書かれているので教科書として手元に持っていたくなります。
まさに人生を変える力をもった本だと思いますので、ぜひ「アウトプット大全」を読みアウトプットしていきましょう。
きっと人生をよりよくしてくれるはずです。