【感想】デヴィッド・フィンチャー監督による映画「ゲーム」は壮大なトリックが好きな人にオススメ!
どうも、タコヤキです。
今回はサスペンス映画のレビューです。
「ファイト・クラブ」や「セブン」で有名なフィンチャー監督によるサスペンス映画「ゲーム」です。
▼現在アマゾンでは輸入盤ぐらいでしか手軽に買えません、、、。
(DVD版は何故か高いです2018年11月現在)
壮大なトリックが売りのサスペンス映画。
主人公は弟からある会社のサービスを受けるのですが、これがなんともきな臭い。
そしてそのサービスを申し込んだ主人公は、自分の周りで不可解なことばかりが起こるようになります。
ーー映画「ゲーム」の見どころ
・最後まで何が起こるか分からないストーリー
・壮大なトリックが楽しめる
・大きなどんでん返しがある
ーー映画「ゲーム」はこんな人にオススメ!
・サスペンス映画が好きな人
・最後にどんでん返しを期待している人
・フィンチャー監督作品が好きな人
基本情報
「ゲーム」
監督:デヴィッド・フィンチャー(セブン、ファイト・クラブ)
脚本:ジョン・ブランカトー
マイケル・フェリス
製作:スティーヴ・ゴリン
セアン・チャフィン(セブン、ファイト・クラブ)
製作総指揮:ジョナサン・モストウ
出演者:マイケル・ダグラス(ブラック・レイン、アントマン)
ショーン・ペン(ミスティックリバー、21グラム)
デボラ・カーラ・アンガー(サイレントヒル)
音楽:ハワード・ショア(ロードオブザリング、スキャナーズ)
公開日:1997年
上映時間:128分
簡単なあらすじ
実業家ニコラスは48歳の誕生日に、弟のコンラッドからCRS社主催の“ゲーム”の招待状をプレゼントされる。最初は馬鹿にしていたニコラスだが、「人生が一変するような素晴らしい体験ができる」という謳い文句にひかれてゲームに参加することにする。やがて、ブリーフケースの鍵の紛失、スキャンダルの発覚、CRS社のオフィスの消滅と、奇妙な出来事がニコラスの周りで次々に起こり始める。トラブルは次第に加速していき、遂には生命の危機にさらされることになる……。(Yahoo!Japan映画より引用)
感想:確かに壮大なトリックだが、ちょっと強引すぎたかも!
サスペンス映画であり、トリックも壮大です。これだけで気になる人は多いのではないでしょうか。実際に最後までどう転ぶのか分からないので、ワクワクはしますね。
内容的に映画「スティング」のような感じです。
けど、「スティング」の方が断然レベルが高いと思います。
と言うのは、いかんせんトリックが無理やりすぎる感が否めないんですよね。
壮大なんですけど、僕は肩すかし喰らいました。
いや、だって最後に彼が出てきたら僕だったらぶん殴ってますよ(笑)
父親のトラウマの克服とかそういうのを含めてね。だってタチ悪すぎじゃないですか、あんなの。っていうかどんだけ金持ってんだよって感じ。普通に参加している人間たちも意味がわからない。大抵の人はやってらんなくなると思うけど(笑)
「ゲーム」はワクワクはするけど、結末見ると結構がっかりするところが僕にはありました。ネタバレ知ってたら絶対に見なかったでしょうね。
後は主人公の過去のトラウマがフラッシュバックでしか再現されていないので、いまいち感情移入しにくいです。だからラストシーンも見ていてポカーンとなるし、納得がいかないのかなぁと思います。
もうちょっと丁寧に仕上げていたら「スティング」と並ぶレベルのサスペンスになったかもしれませんね。良いところよりも良くないところが目立つ映画だなぁと思いました。フィンチャーだから期待していたんですけどね。
▼フィンチャー監督「ゲーム」はネットフリックスで見れます。
「primeVideo」、「U-NEXT」では配信されていませんでした。(2018年11月)
今回は以上です。
ーそれでは、また。