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北欧神話をベースにした物語!ニコラス監督による「ヴァルハラ・ライジング」感想

 


どうも、タコヤキです。

 

 この前の「オンリー・ゴッド」に引き続き、ニコラス監督の「ヴァルハラ・ライジング」を見ました。

 

 

 

 


 これは北欧神話をベースにした物語であるのと同時に、十字軍が西に進軍していた頃の話となります。
 非常に難解なストーリーとなっていますので、あらかじめ北欧神話などの知識を調べてからのほうが理解が進むと思います。

 

 オンリーゴッドの感想はこちらからどうぞ↓

 

www.takoyaki-blog.com

 

基本情報

 

ヴァルハラ・ライジング
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
上映時間:93分
主演:マッツ・ミケルセン 
音楽:ピーター・カイド
デンマーク・イギリス合作
ヴェネツィア国際映画際に上映

 

あらすじ

 

キリスト教徒による迫害を逃れて旅を続ける異教徒の集団に、奴隷のような扱いを受け、殺し合いを強いられる一人の男がいた。その男は一つ目であり、誰にも負けないほどの強さを持っていた。ある時、彼に転機が訪れ、自分を拘束していた異教徒を殺し、世話役の子供と一緒に自由の身となる。しかし、その先に彼の待ち受けていたものとはー。

 

 

ヴァルハラ・ライジング」はどんな人にオススメ?
・ニコラス監督の映画が好きな人
・宗教っぽい映画が好きな人
・考察しがいのある映画が好きな人

 


逆にどんな人に勧められない?
・難しい話が苦手な人
・宗教的な話が苦手な人

・過激な暴力シーンが苦手な人

 


どんな作品が好きな人にオススメ?
オンリー・ゴッド
・ドライヴ
・パッション(メル・ギブソン監督作品)

 

 

ストーリーについて

 

 ヴァルハラ・ライジングは歴史アドベンチャー映画ですが、舞台は十字軍が活躍?していた頃の話で、ストーリーは北欧神話を元に構成されています。
 ぶっちゃけた話、北欧神話に出てくるものを少し知っておいたほうが映画的には楽しめると思います。何にも情報をいれずに見ると「何これ?」ってなるので、北欧神話を少しかじったほうが楽しめます。

 

 北欧神話といってもそこまで、ガチに知識を頭にいれる必要はありません。
  


 基本的に知っておきたいことを並べてみました。↓

 (あくまで素人知識なので期待せずに)

 

 ・「ヴァルハラ・ライジング」の主人公は北欧神話に出てくるオーディンをなぞったもの。
   オーディンは戦争と死の神であり、隻眼です。
 ・子供はそのオーディンの巫女的な存在
 ・十字軍とはキリスト教徒が西に進軍し、聖地エルサレムを取り戻そうとしたもの。
 ・ヴァルハラとはオーディンの神殿であり、勇猛果敢に戦った戦士の魂が集められているところ。

 

 ひとまずはこのレベルのことを知っておけば、入りこみやすいかと思います。


 しかし、ラストシーンも含め他のサイトを見ても明確な解説があるわけではありません。石を積んでいるシーンやラストシーンはどのような意味だったかは自分にもちんぷんかんぷんです。オンリーゴッドのほうがまだ分かりやすいです。

 

 個人的には以下のサイトが一番しっくりしました。

映画レビュー「ヴァルハラ・ライジング」(★4):北欧神話ベースの超絶バイオレンス:ちょっと辛口な映画レビュー - ブロマガ

 

 タイトル的には「ヴァルハラ・ライジング」というようにヴァルハラの誕生、始まりを描いた作品ではないかとは思います。

 

 それ以外では聖地も何もなく、ただ無様に死んでいくだけの戦士たちにとっては、この世には救われる場所はなく、地獄があるのみ。ということを暗示し、ヴァルハラというものを主人公が作り上げたという流れなのかなぁと思いました。

 

 まじで難解な映画ですので、解釈は人それぞれです。

 万人には向かない作品ではありますが、ニコラス監督や、神話や宗教的なものが好きな人はぜひ見てみてください。僕も他の感想が知りたいです。

 

 今回は以上です。

 -それでは、また。

 


まとめ