【感想】ウディ・アレン監督「ミッドナイト・イン・パリ」は文学とロマンが好きな人にオススメ!
どうも、タコヤキです。
久々の映画レビューとなります。
今回はお洒落でロマンある映画です。
ヴァンアレン監督「ミッドナイトインパリ」
小説を書いてる青年が、過去のパリにちょっとしたタイムトリップ。そして、過去の文豪たちと出会う話です。
ーー「ミッドナイト・イン・パリ」の見所
・ロマンス溢れる美しさ
・実際の文豪たちのやり取り
・綺麗で無駄のないストーリー
ーーこんな人にオススメ!
・文学が好きな人
・ロマンチックな映画が好きな人
・ヴァンアレン監督が好きな人
予告映像
基本情報
脚本:ウディ・アレン
スティーブン・テネンバウム
ジャウメ・ローレ
製作総指揮:ハビエル・メンデス
出演者:オーウェン・ウィルソン(アルマゲドン、エネミー・ライン)
レイチェル・アン・マクアダムス(スポットライト 世紀のスクープ)
マリオン・コティヤール(インセプション、ダークナイト・ライジング)
カーラ・ブルー二
上映時間:94分
公開日:2012年(日本)
簡単なあらすじ
ギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者(レイチェル・マクアダムス)と共に、彼女の両親の出張に便乗してパリを訪れる。彼はハリウッドで売れっ子脚本家として成功していたが、作家への夢も捨て切れずにいた。ロマンチストのギルは、あこがれの作家ヘミングウェイや画家のピカソらが暮らした1920年代の黄金期のパリに郷愁を抱いており……。(Yahoo!Japan映画より引用)
感想:ストーリーは簡潔だが、趣深いお洒落な映画!
昔のパリにタイムトリップして、過去の文豪たちと交流する話です。
すごいシンプルながらも、優しさと切なさがこみ上げてくるようなロマンチックな映画でした。パリの町並みが美しいですね。これだけ見るだけでも楽しめる気がします。
シンプルな話なので、この映画伝えようとしているものはすぐに気がつくと思います。それは、過去に憧れていると現在を台無しにしてしまう。ということですね。
文学が好きな人にかかわらず、映画も好きな人って基本的には今の映画よりも昔の作品を好きな作品。あるいは名作とする人が多いと思います。僕もその1人です。黒澤明とか好きだしね。現代で言ったら懐古厨かな笑
主人公は現代が不満すぎて、過去に生まれてきたらよかったのに!って思っています。ですが、実際に過去にタイムスリップして、そのタイムスリップした時代にも過去に憧れる人に出会うのですね。そこで、主人公は自分と重ねて現代を生きなくてはならないと変わっていくのです。
現代はいつも不満です。みんな何かに不安で何かに不満を持っています。それが現代だし、それが人生。いつの時代もそれは変わりません。何かを変えたくてずっと現代は不満だったのです。主人公はそんな自分と世界を改めて、現代を受け入れていったのだと思います。
これはいつの人にも共通して心に刺さるテーマですよね。そのテーマを映像的に美しく、舞台にこだわり無駄なものを削ってできたのが「ミッドナイト・イン・パリ」ではないかと思います。
とにかくこの映画は無駄が少ないです。映像も美しく、テーマも明確だしどの年齢層にも刺さる映画でした。これは話題にならないはずがありません。
よくある話なのですが、とても丁寧に繊細に描かれているのでとても安心してゆったりと見ることができます。ロマンチックだけど大人の映画って感じ。
ロマンチックで大人な映画「ミッドナイト・イン・パリ」。ぜひ、落ち着いた時に見てみてください。
▼「ミッドナイト・イン・パリ」が好きな人はこちらの作品もオススメ!
・「ラ・ラ・ランド」
・「午後8時の訪問者」
▼「ミッドナイト・イン・パリ」はAmazonPrimeビデオで無料で見れる!▼
*1ヶ月無料で利用することができます。
▼AmazonPrime便利です。プライムビデオもみれちゃいます。
*「ミッドナイト・イン・パリ」はネットフリックスでも配信されています。