ミニマリスト佐々木典士さんの新刊「僕たちは習慣で、できている」感想
どうも、タコヤキです。
新刊ですけど、出版されたのは結構前です。読むの遅くなってすいません。
前作、「もう僕たちにモノは必要ない」で話題になったミニマリスト佐々木典士さんの新刊です。タイトルは「僕たちは習慣で、できている」
「僕たちは習慣で、できている」はどんな人にオススメか?
・中々物事が継続出来ない人、継続させたい人
・人生のクオリティを上げたい人
・悪い習慣(過食、酒)を断ち切りたい人
本の内容
・習慣をつけるポイントやメカニズム
・継続させるコツと発想、実際に使うもの
・悪い習慣の断ち切り方
人生のクオリティを格段とあげる事ができます。子供の頃に読みたかったレベル。
めちゃくちゃ良い本でしたので、ぜひ手にとって読んでもらいたいです。
感想:目から鱗のこのとばかり!しかも無理なく続けられそう!
習慣をつけるって難しいと思いますよね。勉強を毎日1時間やる!とか、ランニングを毎日する!とか続かないって人は多いと思います。
この本はそんな習慣について書いているのですが、本当に目から鱗だらけでした。
超人的なことは何も書かれていないところが馴染みやすい。ここ重要。
悪い習慣のやめ方や見極め方ものっているのが良かったですね。
けどこれは全部いきなり断ち切るやり方とちょっとずつやめるやり方があって、人それぞれです。
習慣のつけかたで何よりも大事なのは継続すること。
「それが続かねーんだよ!」ってなりますけど、この本で1番なるほどと思ったことはこれ。
習慣をつけるために毎日やる事のハードルを限り下げる。
例えば、ランニングを習慣にしたい場合。
毎日走ろうとしますが、数日後くらいにはダレますよね。
そんな時はハードルを極限まで下げる。ランニングだったら走らずとも、歩く。さらには玄関で靴を履くというレベルまでハードルを下げちゃいます。
靴を履いたらちょっとくらい走ろうという気にもなりますね。勉強でも机に向かえば1問くらいはやるかもしれない。このちょっとが大事なんです。
何もしないと自己嫌悪に陥り、自分を責めてより高いレベルをこなそうとして失敗する。そしてまた自己嫌悪、、、。
そんな負のループにはまります。
とにかくちょっとでも前に進めばいいんです。ちょっとでいいんです。やったという事実が大事。自分を肯定し、前に進む。これは地雷屋さんの「脱ニートマニュアル」にも本質的に同じことが書かれていました▼
習慣をつけることにおいて、大事なことをわかりやすくまとめると、
・毎日続ける
・辛い日はハードルは低くてもよい
・1mmでも前に進む。進んだ事実が大事。
この3つが大事です。
本にはこれらが有効な理由が、精神的なメカニズムも兼ねて説明されています。ぜひ読んでみて下さい。
すぐに実践に移せそうなテクニック
すぐに実践で使えそうだなーと思ったのが、この2つ
①習慣のトリガーを決める
②完全に終わらせず、ちょっと残してその日のタスクを終わらせる
実はこの2つ、三田さんの「ドラゴン桜」にも書いてあったんですよね。▼(今ドラゴン桜kindleで0円やん!)
①の習慣のトリガーはコーヒーのWANDAとのコラボレーションでやってました。なんか漫画に挟まっていた冊子ですwww
習慣のトリガーって、パブロフの犬みたいで特定の決まった行動をした後にルーチンで次の行動に機械的に移ること。って感じです。
毎日仕事始まる前にコーヒーを1杯飲むと仕事モードに入るとか、それですね。
これと同じように、習慣づけたい行動の前にトリガーとなる行動もセットで入れておく。
このトリガーとなる行動はマジでなんでもいいです。
けど、SNSとかゲームはやめたほうがいいと思う(中毒性の高さから)
ラジオ体操やるでもいいし、ストレッチするでもいいです。個人的には体を動かすことがいいかも。やるやらないの思考を経由せず、流れで自然に行動できるようになればok!
②のその日のタスクを完全に終わらせず、ちょっと残した状態で終えるもすぐに使えます!これもドラゴン桜に書いてあったし、僕も実際に仕事に使っています。
勉強で言うと、参考書の問題を区切りがいい少し前、一問だけ残して翌日にその一問に取り組むのが良いです。
なんでかって言うと、翌日のスタートでやる事が超明確になるから。
完全にやることを終えた翌日に机に向かったら、「どこからやろうかな」って悩むことになります。そこで意思決定を経ると精神が消耗する。朝一番に。
これが少しだけ残しておくと、翌日はすぐさま残したタスクを片付けます。これだと悩むこともなく、気持ちよくスタートダッシュが切れるというわけです。
実際に僕も仕事でやってます。
報告書の下書きだけ終えて、翌日確認からメールを出す。
こうするとミスも減って、気持ちもいいので結構オススメのやり方です。すぐに実践できるので、みなさんもやってみてください。
習慣に終わりはない
最後はこの言葉に締めくくられていました。
「習慣に終わりはない。」
なんかのアニメのエンディングかと思いますが、真面目です。
どれだけテクニックやら意思をもっていても、やっぱりだるい時はだるいし、継続できなさそうな時はできないです。とても大変。
習慣は完成されるようなものではありません。
常に不安定さをもっていて、そのつど調節していく必要があります。
その調節をどれくらい負担をかけずにできるかが長く続け、ストレスを溜めないようにするのがカギなのかもしれません。習慣なのにストレスになったら意味ないですからね。
習慣とは常にメンテナンスを必要とするものなのかもしれませんね。
佐々木さんの前回の本はこちらからどうぞ▼
初期の記事なんでめちゃくちゃ(笑)今もか・・・
今回は以上です。
ーそれでは、また。