最高の時間を体感しよう。映画「グレイテスト・ショーマン」感想
どうも、タコヤキです。
いやぁ、本当に素晴らしい映画でした。
「グレイテスト・ショーマン」
すべてが夢中で素敵な時間を体感させていただきました。
劇場で見たほうが絶対良い映画ですね。間違いなく。
楽曲も全体的に良曲ぞろいです。思わず買ってしまいたくなること間違いなし!
「ラ・ラ・ランド」とか「ハイスクール・ミュージカル」好きな人は超オススメです。
ぜひ劇場で見に行ってください。
基本情報
『グレイテスト・ショーマン』
監督:マイケル・グレイシー
脚本:ビル・コンドン
製作:ピーター・チャーニン
製作総指揮:ジェームズ・マンゴールド
原作:ジェニー・ビックス
音楽:ジャン・デブニー
出演者:ヒュー・ジャックマン
ザック・エフロン
ミシェル・ウィリアムズ
レベッカ・ファーガソン
ゼンデイヤ
上映時間:105分
公開日:2018年2月16日
簡単なあらすじ
貧乏だったバーナムはサーカスのようなショーのビジネスをすることを決意する。個性豊かな仲間たちを集め、バーナムはショーを成功させていくが、社会や上流階級の人々は彼のやっているショーを認めようとはしなかった。そんななかでもバーナムはショーを続け、ヴィクトリア女王とも謁見する機会を得た。そこで出会ったすさまじい才能を秘めているオペラ歌手のリンドと出会い、より大きな成功を求めてサーカスを譲り、リンドの公演にすべてをかけるようになる。しかしー。
『グレイテスト・ショーマン』の見所
・大迫力のミュージカルシーン
・夢のような王道ストーリー
・すべてが夢中になれる映像
どんな人にオススメ?
・ミュージカル映画が好きな人
・楽曲が良い映画が好きな人
・王道ストーリーが好きな人
どんな人にはオススメできない?
・私よりはるかに高いレベルでひねくれている人
どんな作品が好きな人にオススメ?
・ハイスクール・ミュージカル
・ラ・ラ・ランド
・バグダッド・カフェ
感想:すべてが夢中になれる素敵な映画
もう、素晴らしいの一言につきますね。
こんな直球かつ大胆、繊細なドラマと映像は数年に1度あるかないかのレベルです。歴史が更新したんじゃないかレベルの傑作でした。楽曲もどれも胸を震わすようなものばかり。個人的には「ラ・ラ・ランド」よりも好きですね。
バーナムの視点でシナリオよりも、サーカスの仲間たちのシナリオのほうが僕は好きですね。
社会から蔑まされ、日陰な日々を過ごしてきた彼らが気持ちよく舞台で歌い、上級階級の人々に負けない気迫で踊り、「これが私だ」と叫ぶ。「フリークス」といわれ続けた彼らが、今まで自分の姿をどこか受け入れなく、ずっと耐えてきた日々を超越する瞬間です。ここは本当に涙が出た。美しい。
現代社会の陰鬱とした雰囲気を吹き飛ばすほどの迫力と意気込み。そして個性を隠さずに多様性に富んだ舞台は本当に力強く、美しい。
「this is me」は本当に名曲。しばらくこれだけ聞いていたい。
彼らはバーナムのサーカスを家のような場所と言っていたのもぐっときました。
居場所がなかった彼らは小さなサーカスから自分の居場所を見つけ、自分の人生をはじめ、自分のショーを始めました。
その居場所がいなくなっても、その心はもう死ぬことはない。
豪華なものが無くとも、立派な場所がなくとも、彼らはテントから何度もやっていけるし、生きていくのでしょう。
そしてバーナムからは不屈のチャレンジ精神と大切にするべきものを学べます。
パンを盗むほど貧乏だったバーナムはその持ち前の明るさとチャレンジ精神で成功への道を駆け抜けていきます。(ちなみにバーナムは現実に実在した人物です。)
失敗してもテントから始め、舞台から降りることをやめない彼の不屈の精神は胸を打たれ、尻を叩かれるようだ。
そして、成功に目がくらみ本当に大切なものを見失ってはいけないことも示してる。
あくまで大切にするものを見失ってはいけない。人生で最も尊いものを疎かにしてはいけない。そしてその尊いものは自分が思っているよりも近くに存在している。
見方によっては起業映画にも見えなくないですが、自分の個性を殺さずに、自分が一番大切にしているものを見失わずに、力強く生きていくことを説いているのかもしれません。本当に見るものすべてを魅了し、賛歌するような映画です。
この映画が多くの人の目に触れ、生きる希望と勇気に気がつき、自分の幸福を目指していってほしいと思います。
本当にすべての人に見てもらいたい映画だと思います。名作。
ぜひ劇場にいって、その素晴らしい体験をしてきてほしいです。
今回は以上です。
ーそれでは、また。