【漫画】羽海野チカさんの「3月のライオン」感想!
どうも、タコヤキです。
将棋漫画「3月のライオン」を読みました。
作者は東のエデンのキャラクターデザインを担当している羽海野チカさんが作者です。
前から気になってたんですが、ようやく借りて読むことができました。
いやー、序盤はあれって感じだったんですけど、途中から面白くなり、ページをめくる手が止まりませんでしたねぇ。ちなみに一番好きなキャラは二階堂です。
「ヒカルの碁」と同じように将棋を知らなくても読めますので、ぜひ読んでみてください。
3月のライオンの見所は?
・辛くても優しいストーリー
・恋愛要素もガチンコ勝負要素もあり
・将棋がわからなくても全然読める
どんな人にオススメ?
・将棋が好きな人
・まさに人生!みたいな話が好きな人
・ほっとする話が好きな人
どんな人にはオススメできない?
・中途半端なラブストーリーが嫌いな人とか
どんな作品が好きな人にオススメ?
・ヒカルの碁
・スラムダンク
・リアル
感想:ライオンにならざるを得ない世界と優しい世界
「3月のライオン」の主人公の桐山零は中学生で将棋のプロ棋士というすさまじい才能と努力の持ち主なのですが、彼の生い立ちは生優しいものではありません。
純粋に将棋が好きでプロになったというよりは、それしか生きる術が彼になく、選択がありませんでした。まさに、彼は将棋の世界ではライオンになるしか生きれなかったのです。
しかし、そんな孤独なライオンであった桐山は川本家の人々と触れ合うことで、彼本来の優しさを取り戻していきます。そして、彼の周りには同じ志を持った二階堂をはじめとする仲間の棋士たち、幸せな時間を共有することのできる川本家の人々。
孤独なライオンであった桐山はこのライオンにならざるを得ない世界と優しい世界を行ったりきたりすることで、彼本来の人間像を取り戻していくお話だと思っています。
と、思っていたのですが、最新刊まで読むとなんだかそんな感じではない気がしてきました(笑)
っていうか、どこに着地させる気なのかも分かりませんwww
ぶっちゃけた話、桐山の話はあらかた問題が解決しています。彼の胸の慟哭はほぼほぼ解消されていますから。
(正直、作者も着地地点迷っていると思われる)
なんというか、中途半端にラブストーリー的な側面もあるんですけど、いきなりラブストーリーとかやられても肩透かし感がすごいですね・・・
ラブストーリー別にいらないと私は思います。
あと、いじめのシーンとかなんだったんですかね。
桐山の人間性を浮き彫りにするためにいれたのでしょうか・・・
なんかこれだ!っていう理由が思いつく人は教えて欲しいです。
いじめの主犯の人とか投げっぱなしですし・・・
あと桐山のお姉さんも・・・
というわけで、結構半端に残っている問題が多いですね。テーマもそれぞれ違いますし。はたして、どのように完結させるんでしょう・・・。
キャラ的には二階堂が好きですねー。
本当にいいキャラしてる。桐山のライバルであり、親友ポジション。
将棋に対する姿勢もすごい、誠実で純粋。桐山はそんな彼が眩しく見えたんでしょうね。あんな風に楽しそうに将棋を指すことは桐山にはなかったのですから。
そんな二階堂の明るさと強引さで、川本家とは別に桐山の支えになる大きな存在です。
二階堂の桐山へのエールはマジでぐっとくる。
テレビ中継の前で、「もっと自分の将棋を大切にしろよ」とか叫ぶんですよ。メチャクチャいい奴。本当にライバルであり、親友って感じなんだろうなぁ。
俺もこんな友達が一人でもいたら、人生違ってたかも。
いやー、マジで二階堂好きですわwwww
本当にこんな人近くにいてほしい。なんだよ、ヒロインよりも好きだわ二階堂。
fateでいうアーチャーみたいな人気になるんじゃないのかと本気で思う。
正直、二階堂の出番もう少し増やして欲しい。宗谷名人との勝負が一番震えたし。
もう、二階堂主人公にしていいんじゃねwwww
というわけで、アイキャッチ画像も二階堂でした。(ごめんね。桐山君)
まとめ
「3月のライオン」は将棋漫画ですが、将棋を知らなくても十分に楽しめますし、本質のテーマ的には違うところにあります。(ライオンにならざるを得ない世界~のやつ)
二階堂最高なので読んでみてください(結局はそれが言いたい)
今回は以上です。
-それでは、また。