黒沢清監督、ホラーサスペンス映画「叫」感想!
どうも、タコヤキです。
連続で黒沢清の映画を見ました。清の映画は連続で見るものではないですね。なんか辛くなりました。
さて、今回はホラー、サスペンス映画である「叫」という映画を見ました。
ざ、斬新なホラー映画でした。
なんというか、ホラー要素を入れたサスペンスって感じです。
清は演出が怖いですね。「クリーピー 偽りの隣人」でもそうでしたが。
「クリーピー 偽りの隣人」の感想はこちら。
それでは書いていきたいと思います。
あらすじはこちらからチェックしてみてください。
~「叫」はどんな人にオススメ?~
・黒沢清が好きな人
・考察が必要な映画が好きな人
・変わったホラーが好きな人
~どんな人には勧めない?~
・ホラー100%の映画を望んでいる人
・明快なストーリーでなないものが苦手な人
~どんな作品が好きな人にオススメ?~
・「CURE」
・「キャリー」
・伊藤潤二作品
~難解な映画だと思う~
タイトルどおり、かなり難解な映画だと思います。
幽霊の意味や話のテーマを考えるときりがないし、まるで霧の中にいるような映画でした。
もはや意味とかテーマとか考えるのが嫌になってくるほどです。
2人の幽霊とは一体なんだったのでしょうか。
殺人を犯した3人の意味は?
2人の幽霊は主人公を許しました。
主人公はどこか妻の骨を抱えて、寂れた大地を歩いていきます。
そして幽霊の叫び。
結局これらは何を意味しているのでしょう?
勝手な想像ですが、2人の幽霊が許しただけで、主人公の罪が消えるわけでもありません。
しかし、許した幽霊の叫び声は残ります。
誰かに許されても傷跡は残るし、消えるわけでなないということではないでしょうか。
すごいチープな感想で申し訳ないのですが、正直意味がよく分からないんですよ(笑)
解説サイトを見てもはっきりしたことは書いてないし。
というわけで、分けわかんないストーリーでした。
うーん、自信ある解釈を持っている方がいたら、ぜひ教えてほしいです。
~演出について~
どちらかといえば、こちらのほうがシナリオよりもこちらの方が面白いのではないのでしょうか。
幽霊の演出がとてもよくできています。
叫び声も高音で、この世のものとは思えないものを演出していて、変なホラー映画よりもぞくりときました。
単純に怖いというよりは、生理的嫌悪感があり、これはいけないものだみたいのが一瞬で感じられるというところが面白いですね。普通に喋るところもなんだからシュールでした。
真っ赤な服を着た幽霊というのも良い感じ。
びっくりしたのが、この幽霊空を飛ぶんですよ。ピー○ーパンみたいに。
幽霊が空を飛ぶシーンはけっこう笑えます。マジで。
まとめ
正直、「CURE」よりも難解だし、見る人を選ぶ映画だと思います。
僕は正直合いませんでした(笑)
日本ホラー映画マニアや清ファンの人なら楽しめると思います。
いや、本当に解説が欲しいです。
今回は以上です。
-それでは、また。