人口知能により、ほとんどの人間はxになる
どうも、潔くかっこよく生きていくタコヤキです。
人口知能の進化がすごいです。人の仕事を取られるという話もあながち夢物語ではなくなってきています。
人口知能が発達して、今までの人間の仕事が無くなっていったら人はどうなるのだろう?少しばかり妄想しました。(電車の中で)
まず人間が仕事を奪われたら何になるのか?と考えたら、無職になります。
無職が増えたら、無職が特別なことではなくなり、一般人と化します。この一般人は何者でもないです。
何者でもないというのは、あなたということを示す記号が名前くらいになってしまうということ。
今までは、会社に勤めていれば色々な肩書きが与えられます。
例えば私は○○会社の社員です。漫画家を目指しているフリーターです。ミュージシャンです。等等。
仕事によって社会的に何者であるかを規定していたってことです。
このような社会的な立場を喪失し、無職が当たり前になったとしたら、そういった人達は一般人。集合的に認知される存在となり、個人的には身近な人意外に認知されることがなくなります。
そんな不特定多数で没個性化するので、それらの人はx。なんにでも当てはめることができる存在になります。
そう考えると、次に人間が求めるのは個性です。そして皆、何者かになろうとします。
自分はこれが好きでたまらないんだ。そしてここにいるんだと必死に存在をアピールして、社会に、多くの人に認知されたがります。そうして多くの人に認知されたら、「何とかが好きな○○さん」となり、xから離脱できます。
そう考えるとめっちゃネットで発信している人達は、すごい認知されたがっているのかもしれません。機械で仕事が奪われたら、認知されたいという欲求は今後も加速的になってくるでしょう。
そう考えると今までの人間って、仕事で自分が何者かを決めていたのかもしれない。
仕事が無くなったら、多くの人はどうなるんでしょうね。
全ての人達がxになることはないし、そういうのに猛烈に反発する人は必ずいます。
ひどいパターンだとテロみたいに乱暴なことをして、認知を満たす人も一定数いると思います。
しかし、一方でxの方がいいっていう人も一定数います。個人的にはこちらのほうが数としては多いと思います。
でもこれ所詮は人間の中の話だなぁ、って思うんですよね。僕。
人類ていう超でかい規模でみたら、人間なんてみんなxですよ。宇宙的名規模でみたら。
だから必死に個性を獲得しようとしている人とか、肩書きにこだわる人ってすごい人間的だなぁと思ったりする。
必死に何かになろうとしているんだもん。
歴史的にもその本質は変わらないと思う。俺は侍だーとか、誇り高きなんたら軍だーとか。
すっごい人間的。
人口知能が発達して、既存の仕事が無くなったら人間は次に何をして自分を規定していくのだろう。
機械が人間の本質をどんどん浮き彫りにしていっているのかもしれない。
人間は最期には何になるのか。そう考えると面白いです。
と、そんなことを妄想しました。完全に危ない人ですね。
みんなはこんなこと考えないで、しっかりとがんばってください。
ーそれでは、また。