Netflixオリジナル!アレックス・ガーランド監督『アナイアレイション -全滅領域-』感想!
どうも、タコヤキです。
今回はNetflixオリジナル映画の『アナイアレイション -全滅領域-』というSF映画を見ました。監督は「エクス・マキナ」やゾンビ映画の「28日後」のアレックスガーランド監督です。
どちらも力作な映画ですので、面白さはお墨つき!
今回の『アナイアレイション -全滅領域-』も面白かったですよ!
基本情報
『アナイアレイション -全滅領域-』
監督:アレックス・ガーランド
原作:「全滅領域」 作者:ジェフ・ヴァンダミア
製作:アンドリュー・マクドナルド
製作総指揮:スコット・ルーディン
デヴィッド・エリソン
出演者:ナタリー・ポートマン
ジェニファー・ジェイソン・リー
ジーナ・ロドリゲス
テッサ・トンプソン
音楽:ジェフ・バーロウ
上映:115分
Netflix配信日:2018年3月12日
簡単なあらすじ
元軍人で生物学教授のレナの記憶からこの物語は始まる。レナの夫はある任務で行方不明だったが、突然レナの元に帰ってきた。しかし、夫の様子はおかしくついには危篤状態となってしまう。夫がそうなってしまったのは、エリアXと呼ばれる場所に入ったからだった。エリアXは宇宙から飛来した物体が衝突した際に生じた不思議な空間だ。レナの夫はその調査隊のメンバーの1人だった。レナは夫を救うためにエリアXの調査隊の一員になる。エリアXで彼女が見たものとはー。
『アナイアレイション -全滅領域-』の見所
・SFスリラーとしての恐怖感
・哲学的なシナリオと独特の世界観
・終始緊張感あるSF
こんな人にオススメ!
・SF映画が好きな人
・哲学的なストーリーが好きな人
・ナタリー・ポートマン好きな人
こんな人には勧められないかも・・・
・SF映画が苦手な人
・アクション的な要素を求めている人
こんな作品が好きな人にオススメ!
・メッセージ
・惑星ソラリス
・ブレードランナー2049
感想:終始緊張しっぱなしのSF映画!色彩も音もこだわりが強い!
これはかなり気合の入ったSF映画でした!
これNetflixで配信でいいのかよ!と思えるレベルです。
シナリオ自体も面白いですが、舞台設計と音の使い方に非常に力が入っています。
SF映画ですが、軽くホラーやスリラーも入ってる感じです。
エリアXとか明るいですけど、とにかく不気味。とんでも生物や植物が見ているだけで不安を掻き立てられます。
舞台設計もさることながら、音の使い方もまたうまし!
アレックス・ガーランドの前の作品の「エクス・マキナ」でもそうでしたが、この監督は映画全体の雰囲気を作るのに舞台だけでなく、音にもすごいこだわるんですよね。
今回の『アナイアレイション -全滅領域-』でもそれは発揮されています。
エリアXという何が起こるかわからないところで、不気味な音がずっと鳴ってるんです。ブオーン、ブオーンみたいな。何もない植物ですら不気味に映ります。
こんな感じで細かいこだわりが素晴らしい世界観を作りでしているので、このクオリティは注目すべきところだと断言できます。
シナリオ自体も面白いですね。
細胞分裂がキーワードですが、すべてを1発で理解できる人はほぼいないと思います。というか、できないでしょう。ネタバレになるのでまあり深くは突っ込みませんが、やっぱり色々解釈はあるでしょうね。原作が気になるところです!
余韻を楽しむような映画でもあります。
この映画はネタバレしてはいけないでしょう。謎である世界で不気味な雰囲気を醸しだしつつ、真実に迫っていくのですから。
というわけで、シナリオに関してはあまり書かないようにします。みんな見てね!
果たしてラストの”彼女”は何者なのか?
そしてエリアXとはどんなものなのか?
気になったらぜひ見てくださいね(笑)
今回は以上です。
ーそれでは、また。