期待を裏切らない続編!北野武監督「アウトレイジ ビヨンド」感想!
どうも、burn my dreadのタコヤキです。
昨日に引き続き「アウトレイジ」の続編「アウトレイジ ビヨンド」を見ました!
前作に引けを取らない面白さですね!
しっかりとした続編で満足のいくできでした!
仁義無き戦いみたいに前に死んだキャラが別キャラで復活していることはありませんwwww
続編ですけど、少しばかり変化球が来ましたって感じ。最終章にも期待です!
前作の感想はこちらから
~wikipediaであらすじをチェック!~
予告はこちらから
~アウトレイジ ビヨンドはどんな人におすすめ?~
・ヤ○ザ映画が好きな人
・群像劇が好きな人(悪人好きならなおさらよし)
・容赦ない裏切りと戦いが何よりも好物な人(今回はアクション的なものより、策略系が多い)
~逆にどんな人にオススメできない?~
・ヤ○ザ映画とかマジで嫌いな人(見ているだけで無理、生理的に無理)
・グロイのとか痛いのが無理な人
・アンチ邦画
・前作のような大量に主要キャラが死んでいくものに期待している人。(多分前作見ている人はそれなりに満足しますけどね)
~どんな映画が好きな人にオススメ?~
・仁義無き戦いシリーズ(共通)
・バトル・ロワイアル(前作はこっちより)
・ヘイトフル・エイト(ビヨンドはこっちより)
~登場人物~
今回も魅力的なキャラがたくさん出てきています。役者も大物ばっかり!
一番すごいなと思ったのが塩見さんですね。花菱組で西田さんの隣にいた人です。
正直ゴルゴ13か何かかよ、って思いました。
迫力が半端ないです。本物の人かな?
西田さんもなんだか面白かったし、けっこう嵌っていましたね。
前回のキャストに引けを取りません!
~面白かったシーン~
野球やろっか。(ニッコリ
これ一択ですね。ギャグだと思いました。
分からない人はすぐにツタヤにダッシュして、DVDを借りてきてください。
にしても以外と小物でしたね。あの人。
ネタはともかくとして、「ビヨンド」は全体的に暴力的な描写は前作より少なめです。
その代わりに駆け引き要素が増大しています。
新たな組織、花菱組との微妙で綱渡りのような関係にハラハラします。
中盤までその緊迫感をひっぱって、最後に一気に鬱憤を開放する感じ。
ようやく死んだか、こいつ。みたいな。
初代「アウトレイジ」には殺しに非常に力を入れていましたが、今回は脚本と、シナリオ回し、演出に力を入れていましたね。前作を見たら納得のいく結末だと思うし、予想外の人物がキーとなって活躍したりと面白いです。
予想外の人が小物になったりね。(ボソッ
道具の使い方もとてもうまいです。これも色々と解説など読んで気がつかされたのですが、ラストシーンに至るまでの過程が道具一つできちんと記されているところがあります。
これは結果的には誰にでも分かるんですけど、そこの過程が省かれてうやむやになっているように見えますが、実はしっかりと道具の渡り方で、情報が仕込まれていました。
これから見る人はぜひラスト付近では注意して見てください。油断してはいけません。わかると感動すると思いますよ。
映画って基本、引き算と情報の映像への変換だと思うんですよね。
いかに映像でしっかりと情報を与えるか。登場キャラにベラベラ解説をさせて、しゃべらしまくるのはナンセンスです。映像として意味がない。
映画ではいかに情報を映像で省略して伝えるかが、キーポイントの一つだと思います。
さらにそれを芸術に昇華させるのが、欧州の映画って感じ。
個人の映画論はともかく、「アウトレイジ ビヨンド」はしっかりとした続編で十分に満足のいくできでした!
初代「アウトレイジ」よりも暴力面は控えめですが、「アウトレイジ ビヨンド」は奥深さを追求している感じ!
初代「アウトレイジ」は何度みても楽しいね!って感じだけど、「ビヨンド」は何度も見て新しい発見を見つける面白さがある。これは10月7日公開の最終章も期待が膨らみます!
まだ「アウトレイジ」を見ていない人は最終章公開前にしっかりとチェックしましょう!Netflixでは配信されていませんよ!
今回は以上です。
ーそれでは、また。