【感想】映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」はSF要素が好きな人におすすめ!
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どうも、タコヤキです。
「ジュラシックワールド/炎の王国」 見てきました。
評判そんなに良くなかったので、期待してなかったのですが、良い意味で裏切ってくれましたね。
前作と比べると話がシリアスで重たいです。
SFが好きな人には満足できる出来だと思います。
恐竜の激しさや、前作のノリを考えたら今作は前作とは別物に近いです。
結論としては、恐竜ファンにはちょっと物足りないかもしれないけど、SF好きなら見たほうがいいです。
予告映像
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』日本独占!【最終予告】
基本情報
監督:J・A・パヨナ(永遠の子供たち、怪物はささやく)
脚本:コリン・トレヴォロウ(ジュラシック・ワールド)
原作:マイケル・クライトン(ウエストワールド)
製作:フランク・マーシャル(インディ・ジョーンズ、ハドソン川の奇跡)
パトリック・クローリー
ベレン・アティエンサ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーク
コリン・トレヴォロウ
出演者:クリス・プラット(パッセンジャー・her/世界でひとつの彼女)
ブライス・ダラス・ハワード(ヒアアフター、スパイダーマン3)
ダニエラ・ピネダ
ジャスティス・スミス
ジェームズ・クロムウェル(ベイブ、フリーンマイル)
トビー・ジョーンズ(裏切りのサーカス、ハリポタ秘密の部屋)
テッド・レヴィン(シャッターアイランド)
レイフ・スポール(プロメテウス)
ジェフ・ゴールドブラム(ザ・フライ、インデペンス・デイ)
ジェラルディン・チャップリン(怪物はささやく)
イザベラ・サーモン
B・D・ウォン(ムーラン)
音楽:マイケル・ジアッキーノ(メタル・オブ・オーナー)
上映時間:128分
公開日:2018年7月13日
簡単なあらすじ
前作から3年後。大事故となったジュラシック・ワールドは恐竜たちが島を徘徊していた。だが、火山噴火が起こり、恐竜たちは存亡の危機にあった。
ジュラシック・ワールドの運営者だったクレアは恐竜保護を目的とした団体「Dinosaur Protection Group(DPG)」を設立した。クレアは存亡の危機にある恐竜たちを救うために、ベンジャミン・ロックウッドに支援を貰い、オーウェン共に再びかつてのジュラシックワールドに向かった。しかし、そこで待ち受けていたものは・・・。
「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の見所は?
・SF映画寄りのジュラシック!
・シリアスなシナリオ
・ブルーかわいい
こんな人にオススメ!
・SF映画が好きな人
・遺伝子いじくる系の話が好きな人
・シリアスな話が好きな人
こんな人には向いていないかも。
・前作のような楽しいジュラを求めている人
・重たい話が向いていない人
こんな作品が好きな人にオススメ
・パラサイト・イブ
・ダカタ
・ミュウツーの逆襲
前作の「ジュラシック・ワールド」の感想はこちらからどうぞ!▼
感想:前作とは大きく違うシリアスなシナリオ!恐竜よりはSF映画?
前作とは違って、話がかなりシリアスになりました。
子供連れで楽しく映画見ようと思っていた方は、失敗しましたねwww
恐竜映画よりも、遺伝子工学がもたらす近未来って感じでした。
勝手に遺伝子いじくって、命を作り出して、ピンチになっていくって感じ。
このシリアス路線が気に入らなかった人は結構いるみたいです。
個人的には前作は緊張感がなくて、迫力だけを楽しんでいた感じがありました。
本作の超真面目路線は個人的には歓迎です。
人の勝手な欲望が恐竜だけでなく、人間にすら手をかけていくっていうのは、かなりえげつない話だと思います。
だって、あの子は自分が愛された親から生まれた子ではなくて、慰めものとして創ったって宣言されているわけですから、相当ショッキングなシーンですよ。
(結構軽めに流されていましたけど)
そんな人間の私利利欲の欲望が、充満しているような世界なので、「人間ってくそだよね!」っていう映画でもありました。
無論、ブルーとオーウェンという創られた命と対等に向き合っていく人もいるという希望は残っていますが、基本的には人間の悪意に蹂躙されていくシーンがほとんどです。そういった意味でも「ジュラシック・ワールド」は恐竜というよりは、遺伝子工学の力を持った人間たちの話なんです。
人間たちは遺伝子操作して創った命を、兵器や商品として扱おうとしますが、これって創った自分たちが完全に上位の存在として自分たちを定義づけていますよね。
相手の意思を尊重し、真摯にフェアで向き合っているのがオーフェンたちで、悪人たちはあくまで道具として自分たちのために使おうとするわけです。創られた命とどう向き合っていくのか。それがこのシリーズのメインテーマかと思います。同時に人間の都合で命を創りだすことの是非も含めて。
「ジュラシック・ワールド3」でもこの構図は続くと思いますね。
なんかターミネーター3的な終わり方したけど、どうなるのかな・・・。
恐竜はそんな人間たちの狭間の存在となるのですが、ブルーが今後どのように人間たちを見ていくかが気になりますね。
恐竜が大暴れする楽しい映画が見たいというのもわかりますが、こういうのも良いと僕は思いますね。
(とは、言っても前作よりも迫力あったと思うが。最初らへんは)
細かいところでツッコミはあるにせよ、基本的には満足のいく出来でした。次回作大変だろうけど次も楽しみです。
勝手な人物評
・オーウェン
前作何もしてなくね?とかいって本当にごめんなさい。土下座したい気分です。
メチャクチャかっこいいっす。ちゃんと主人公してました。ブルーと仲良くね。
・クレア
もう経営者って面影がない。バトル熟女になりかけている。っていうか逞し過ぎ。っていうか子供どうした。
・フランクリン
コンピューターに関しては右にでるものはいないという、頭脳タイプの現代っ子。
デジモンでいったらテントモンのパートナーみたいなポジション。やっぱりハプニングには弱い。でもがんばってます。
・ジア
医療担当女子。軍人に銃を向けるほど肝っ玉が据わっている女子。最近の子はハイスペックですね。
・ロックウッド
金持ちおじいちゃん。まぁ、利用される。にしても碇ゲンドウみたいなことしないで欲しいですね。
・イーライ・ミルズ
前作の悪役がヒヨコに見えるレベルの悪人。っていかクズ。キングオブクズ。
こういう大人にはなりたくないですねェ。
・メイジー
個人的に一番かわいそうな子。理由は見ればわかる。強く生きておくれ。
・ババァメイド
最後どこにいったねん
・前作からでてた科学者
お前も最後どこいった
・グンナー
悪い金持ちを絵に書いたような人。こうゆうキャラに死にっぷりっていつみても気持ちいい。
・傭兵
キングオブバカ
・イアン
喋るだけの偉い人
・ブルー
かわええ。かわええ。
今回は以上です。
ーそれでは、また。