怪獣版「REC」って感じ!映画「クローバーフィールド HAKAISYA」感想
どうも、タコヤキです。
怪獣映画を見ました!それがこれ。「クローバーフィールド HAKAISYA」
っていいたいところですけど、怪獣映画とはちょっと違うかもしてません。
どちらかというとパニックムービーに近いです。
しかし、怪獣映画としてみるとかなり異端な作品ですので、怪獣映画好きはきちっと抑えておいたほうがいいかもしれません。
基本情報
「クローバーフィールド HAKAISYA」
監督:マッド・リーブス(猿の惑星 新世紀)
脚本:ドリュー・ゴダード(オデッセイ)
製作:J・J・エイブラムス(スター・ウォーズ フォースの覚醒)
ブライアン・バーグ(SUPER8)
製作総指揮:ガイ・リーデル
シェリル・クラーク
出演者:マイケル・スタール=デヴィッド
マイク・ヴォーゲル
オデット・ユーストマン
リジー・キャプラン
ジェシカ・ルーカス
T・J・ミラー
音楽:マイケル・ジアッチーノ(メタル・オブ・オーナー)
上映時間:85分
公開日:2008年
簡単なあらすじ
日本への栄転が決まったロブのパーティが開かれていた。そんな中、突如激しい爆音が鳴り響く。外の様子を見に行ったパーティの参加者はそこで異常な大きなの生物を見る。生物は破壊の限りを尽くし、街を混乱に陥れていた。ロブたちは町から脱出しようとするがー。
「クローバーフィールド HAKAISYA」の見所
・臨場感あふれるパニックムービー
・容赦ない怪獣
・ノンストップムービー
こんな人にオススメ!
・怪獣映画が好きな人
・パニックムービーが好きな人
・さくっと見れる映画がみたい人
こんな人にはオススメできないかも?
・シナリオ重視な人
・意味深なものが欲しい
こんな作品が好きな人にオススメ
・ハリウッド版ゴジラ
・REC
・トゥモローワールド
感想:臨場感はすごいけど、シナリオの無さと怪獣のインパクト・・・
臨場感はすごいです。
この辺ははゾンビ映画の「REC」みたいな感じです。ビデオ撮影している人がいて、その映像を追っかけていきカットがないやつ。
このやり方が好きな人は間違いなく、この映画楽しめます。
なんだかんだいって、これは迫力がありますし。なにより画面から目が離せなくなりますね。ただ、話が進まないというトラップがあるんですが・・・
このカメラの手法のおかげで、怪獣映画というよりはパニックムービーに近い感じになっています。怪獣映画でこの手法を取り入れたのは恐らく映画界初なので、そういった意味では怪獣映画界の革新的な映画といえるでしょう。
監督いわく、「9.11」を意識しているそうですが、なら別に怪獣じゃなくてよくね?と思いました。う~んなんか違う。
ただ、パニックムービー色が強すぎてイマイチ怪獣映画って感じがしませんでしたね。最初のちょろちょろ見えるところはすごい引き際が良くて目が釘付けになるんですが、それ以降はパニックしまっくってるって感じが強い。キャラもなんだかどうでもいい人ばかりだし。
終わり方もなんだかスッキリしないので、消化不良感が否めませんでした。
ヒューマン的な要素なんて皆無です。
ただただパニックしてただけのように感じます。パニック自体は楽しいんですけどね。尺の短さからいっても妥当ですし。
しかし、このパニックの手法を怪獣映画に取り入れたのはグッドです。
さらなる作品が期待できそうですから。
よって・・・
迫力やドタバタパニックは楽しいけど、それ以外はなんだか微妙だった!って感じです。怪獣映画好きなら、賛美両論はあるのではないでしょうか。
勝手な人物評
・ロブ
副社長。だけど今回の騒動ですべてパー。あなたが助けに行こうといわなければすべてが解決したことに気がつく。そう、こやつが逃げれば個の映画は終了していた。
・ベス
電話とぶっ倒れてるところから登場する色んな意味で悲劇なヒロイン。よく電話つながったなと思った。
・ジェイソン
尻尾で叩きのめされた人。ロブの兄だったらしいが、いかんせん影が薄い。公式みたら生死不明だから生きてるかもね。
・マリーナ
かなり不幸な目にあってるのに毅然としている女の人。バイオかよっていう感じの終わり方だった。多分一番印象に残る最期。全部ロブが悪い。
・リリー
本作の勝ち組
・ハドソン
この緊急事態にカメラをずっと回し続ける映画界にぜひ欲しくなるような人材。
最期は悲惨。全部ロブが悪い。
今回は以上です。
ーそれでは、また。