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「プロメテウス」の続編!リドリー監督「エイリアン:コヴェナント」感想


 どうも、タコヤキです。

 

 リドリー・スコット監督の「エイリアン:コヴェナント」を見てきました。

 


 過去のエイリアンシリーズのオマージュを含め、さらに謎と風呂敷を広げる映画でした。


 見てきたばっかりですが、早くも次の作品を期待してしまうような作品でした。

 

 


 ~あらすじはこちらでチェック~

 エイリアン: コヴェナント - Wikipedia


 
 ~予告はこちらからどうぞ~


映画『エイリアン:コヴェナント』予告A

 

 

エイリアン:コヴェナントはどんな人におすすめ?~
・前作「プロメテウス」の続きが気になる人
・密室SFスリラーが好きな人
・怪物が好きな人

 


~どんな人には勧められない?~
・前作「プロメテウス」やエイリアンに興味がない人
・過激なシーンや血しぶきが苦手な人

 


 ~どんな作品が好きな人にオススメ?~
・プロメテウス(エイリアン:コヴェナントの前作、リドリースコット監督)
エクス・マキナアレックス・ガーランド監督
・ライフ(アイニエル・エスピノーサ監督)

 

ライフの感想はこちらからどうぞ

www.takoyaki-blog.com

 

 

~ストーリーについて~

 

 シナリオは前作「プロメテウス」の直接の続編となっています。

 

 前作に登場したキャラクターがそのまま登場しているので、本作「エイリアン:コヴェナント」は「プロメテウス」を見たあとに鑑賞するのが、ベストです。

 

 

しかし、「プロメテウス」を見たことが無くても、それなりに楽しむことはできると思います。そこまで難解な話ではないです。

 

 しかし、やはり「プロメテウス」を見てからのほうが、しっかりと楽しめることは間違いないです。

 

 本作のシナリオはエイリアンの起源やエイリアンの謎というよりも、人口知能の話のほうが自焦点が当てられています。

 

 「プロメテウス」にも登場したデイビットが目玉です。
  彼を中心に物語は動きます。
 
 このあたりはエイリアンを中心としていないので、過去のエイリアンシリーズのファンにとってはいささか不満があると思います。実際に酷評なども目立っています。

 

 しかし、SF作品として壮大な話になっているので、今後の展開によっては化ける可能性はおおありです。

 

 前作のように多くの伏線や謎が散りばめられていますので、シナリオ的には「早く続きが見たい!」という気持ちになります。


 見終わると結構もやもやしちゃう、そんな映画です。

 


~キャラクターについて~

 

 キャラクターはどこかと過去のエイリアンシリーズのキャラを彷彿させるようなメンバーでした。
 
 面白かったのは最初にエイリアンに襲われたシーンです。
 地面の血に2回転んで、半狂乱で銃を振り回し、自爆しちゃうんだもん(笑)

 

 さすがにこれはクスッときました。
 この人たち大丈夫なんだろうか?みたいな

 

 今回エイリアンに襲われる人達はなんか、キャラ的に立っていませんね。名前とかほとんど覚えられなかったし。

 

 一番目立ったのはやはりデイビットですね。

 

 アンドロイドなのですが、完全に人間のような思考を持つようになりました。欲もあります。
 
 本作の一番のテーマはエイリアンよりもアンドロイドのデイビットをテーマとしたものがメインだと思います。

 

 他人に造られたデイビットが創造することを欲求するようになり、好奇心を抑えきれず、アンドロイドーAIとしてあるまじき行為をするようになります。

 

 AIはあくまで、人間の補助装置のようなものとして開発されますので、極論をいえば、人間の言うことに忠実であれば良いのです。

 そしてAI、アンドロイドには創造、曲を作ったりすることができません。

 

 その創造に飢えて、歪んだ自我と欲望が生まれてしまったのがデイビットです。現段階では彼の目的は名核には明かされていませんが、命を創造する神のような存在を目指しているのではないかと思います。

 

 命やそれに似ているものが創造する、創造主。つまりは神のようなもの。

 

 恐ろしいのは、すでに人間を見限っているところです。

 デイビットがどのようにしてこのような思考にいたったのかが気になるところです。

 

 これは去年に公開された「エクス・マキナ」でも同じようなものが描かれていました。創造主は目指してないけど。

 こちらも面白いですので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

 なんでこんなアンドロイドに焦点が当てられているのかというと、はやり近年のAIの進化の影響でありますよね。

 

 また、今年は映画「ブレードランナー」の新作が公開されます。
 あんというか、空前のAI、ロボット映画ブームが来ているようにも感じます。

 

 「ブレードランナー」もリドリー・スコット監督ですし、かなり意識しているのでしょう。

 

 今後のエイリアンシリーズもアンドロイドに焦点が当てられてそうです。


 でも、そうなるとエイリアンが客寄せパンダみたいな扱いになっちゃいますねwww


 それは自分としては勘弁してほしいです。 
 あくまでエイリアンなのですし。

 


まとめ

 

 賛否両論がある今回のエイリアンですが、個人的にはまだまだ謎がありますので、今後の展開次第だと思っています。

 

 でも、「プロメテウス」よりは退屈しないし、エイリアンも本格的に襲ってきます。
 エイリアンと戦うシーンはすさまじく、迫力があるのでそこま二重丸です。

 

 しかし、シナリオ的には今後に期待ですね。続編ももう製作決定しています。

 

 タイトルは「エイリアン アウェイクニング」だそうで、「プロメテウス」と「コヴェナント」の間の話になるそうです。

 

 どちらかというと、「デイビット アウェイクニング」になったりして(汗)

 

 

 今回は以上です。
 -それでは、また。

 

 っていうか、この映画人間あんま活躍していないな・・・