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勉強にも効果あり。地頭を良くするために日常でできる脳を鍛えるトレーニング方法。

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 どうも、タコヤキです。

 本当に久しぶりの投稿ですいません。最近忙しかったので、久々の更新です。

 今回は脳を使った地頭を鍛える方法を紹介したいと思います。

 最近の脳科学では、トレーニングによって脳は鍛えられる。脳は変えられるということがわかっています。つまり地頭をよくすることが可能です。その脳のトレーニング方法をこの記事ではいくつか紹介していきます。資格勉強している社会人も部活で忙しい学生でもできるのでぜひ試してみて下さい。

 何冊か本を読んだだけなので、シンプルな紹介です。もっと内容を深く知りたいというかたは紹介する本も読んでみて下さいね。

 

ー自頭を良くする脳の鍛え方ー

A.瞑想

 脳を鍛えるには瞑想が効果的です。一見スピリチュアルなイメージがあるかと思いますが、最近の瞑想は科学的な根拠が示されています。

 脳は体で使うエネルギーの20%を使っています。そして脳に使用されるエネルギーの大半がDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という脳内ネットワークに使用されているのです。

 DMNはぼーっとしていても活動しようとします。瞑想はそんな活発的なDMNの活動を抑えるために有効であるのです。そしてDMNを抑制することで、疲れにくい脳が作られます。

 さらに、瞑想は知性や高度な判断を下す能力を司る前頭葉に負荷をかけ、筋トレのように鍛えることもできます。前頭葉が鍛えられると集中力が鍛えられ、集中力を鍛えることが可能です。

 瞑想はグーグルが採用したり、あのメンタリストDaiGoさんもオススメしています。そして瞑想はお金をかけずに家でも実施可能です。コスパ最強なのでぜひ試して下さい。

瞑想のやり方

 瞑想は一日5分でも構いません。2日に1回とかでもいいです。しかし、必ず継続することが絶対となります。また瞑想は、毎回同じ場所で部屋を暗くして行う方が気が散らなくてオススメです。

 瞑想中は様々な雑念が思い浮かんでくるでしょうが、雑念を消そうとするのはやめておきましょう。基本的に雑念が思い浮かぶのは当たり前だからです。

 雑念が思い浮かんだら、自分は今「〜について考えている」と認識しましょう。これにより、自分を客観視(メタ認知)するようになりますので、これが集中力強化に役立ちます。

①呼吸瞑想

 椅子や座布団に座りながら、呼吸に集中する瞑想です。

 背筋を伸ばしてゆっくりと5秒〜7秒ほど息を吸います。息を吸うのは鼻からでも口からでも構いません。そして同じように5秒〜7秒でゆっくりと息を吐き出します。

 コツはへその下あたりを意識して呼吸することです。

②ボディスキャン方法

 寝ながらできる瞑想方法です。

 呼吸瞑想と同じように呼吸に集中するとことは同じですが、息を吐き出す時に足や手の指先に集中して下さい。指先に集中する時は右手、次は左手など順番に行っていましょう。

 感覚としては、自分で体に異常がないかスキャンするように集中することです。体調のチェックにも有効なので、ぜひ試してみて下さい。

③歩行瞑想

 歩きながらできる瞑想方法です。

 歩きながら足の裏に集中します。足が離れ、踵から地面に着き、最後に足の指先が地面に着くまでを意識してみて下さい。慣れてくるとスローモーションで歩いているような感覚が得られると思います。通勤の時にもできるので試してみて下さい。

 瞑想の効果は継続しないと表れません。一日数分でもいいので継続して下さい。人によって瞑想の効果が出て来る期間は様々ですが、2ヶ月くらいが目安だそうです。瞑想の効果は集中力だけでなく、イライラや鬱にも効果があると言われています。効果がでるまでぜひ継続して下さい。

 より詳しく知りたい方は以下の2冊の本をどうぞ。 

①「世界のエリートがやっている 最高の休息法」

 

②ストレスを操るメンタル強化術

 

②運動

 運動も脳を鍛える、地頭を良くするのに有効な方法です。

 その理由は運動をすることで、記憶や学習に脳のシナプスや脳の成長因子である脳由来成長因子(BDNF)が増えるから。

 実際に成績の悪い生徒が集めるアメリカの学校で、毎日ランニングや筋トレなどの運動をさせたら成績が向上したという実例があります。

 面白いのは算数などの科目を増やすよりも、運動を取り入れた方が成績の向上が著しいということです。他にも適度な運動をすることでうつ病の軽減やADHDの改善も見られたとあります。

 では実際にどんな運動をすればいいのかというと、有酸素運動が有効です。

 有酸素運動により体に酸素を入れると脳にも酸素が行き渡ります。そして、酸素が行き渡ることにより脳の血流が促進されるのです。これが脳への刺激となります。具体的には記憶力を司る海馬という部分が拡大し、記憶力の向上がみられました。

有酸素運動で具体的な例は以下の通り。
・ジョギング
・エアロビクス
・水泳

 

 ちなみにジョギングの場合はゆっくり何時間も走らなくても、20秒間の全力疾走を5回などをするのも有効です。時間がない人にはこれでもいいかもしれません。

 また通勤で自転車を使う人は、人通りが少ないところで思いっきり漕ぐのもよいかもです。余裕がある人はジムに通うのが一番ですが、1駅先まで歩くなど、普段でも意識していれば取り入れることができます。健康にももちろん良いので、運動しましょう。

 より詳しく知りたい人は以下の本がオススメです。結構分厚いですが読み応えがあって面白いと思います。↓

「脳を鍛えるには運動しかない!」

 

脳トレ

 少し前にDSなどで出てた脳トレです。ですがDSとかにある脳トレは、実は部分的な効果しかないのでした。

 脳はいくつかの機能に分かれていて、脳を刺激するにはその機能に適した刺激を与えなくてはいけません。つまり、DSのような脳トレは一部分の機能のみに刺激を与えるものが多いのです。

 そして脳の機能は別の脳の機能につながろうとします。脳は機能ごとの連携によって成り立っているので、その連携をうまく利用して刺激を与えることで脳を鍛えることができるのです。

 つまり脳の機能別に組み合わせて鍛えることが効果的な脳トレになります。

 例えば、楽しい映画を見た時は記憶につまらない映画より記憶に残りますよね。これは記憶を司る脳の機能と感情を司る脳の機能が組み合わさっているから記憶に残りやすい。つまり、脳に刺激が与えられ、深い記憶となっているのです。

 人によって、脳の育ち方は違います。仕事で言えば営業は人の話を聞く聴覚系や伝達系の脳の機能が発達している傾向がありますが、研究者などは理解や思考を司る脳の機能が発達していると言えるでしょう。

 そのため、人によって脳の鍛え方は変わってきます。そして脳を鍛えるためには自分が使っている脳の機能をよく点検し、日常に普段使っていないと思われる脳の機能を働かせることが必要です。つまり営業の人だったら、思考型の脳トレをやると効果的といえるでしょう。

 以下の本には、脳の機能ごとに適した脳トレ方法が多く紹介されています。ぜひ読んでみて下さい。というか全部この本を参考にしています笑

 

「脳の強化書」

 

 いかがでしたでしょうか。
 ここで紹介したことは一部のことなので、より深くしっかりと知りたいという方はぜひ本を読んでみて下さいね。

 

 それでは、またー。