実際に起きた未曾有の大事故!バーニングオーシャン感想!
映画日記
こんにちは、タコヤキです。
4月21日に公開されたドキュメント映画「バーニングオーシャン」見てきました!その感想です!
(ネタバレあり!)
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・あらすじ
メキシコ湾沖約80kmにある石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”で海底油田から逆流してきた天然ガスの引火による大爆発が起こり、施設内に126名の作業員が閉じ込められてしまう。原因はスケジュールの遅れを理由に安全よりも利益を優先させた幹部が掘削再開を強行したためだった。会社に無断で助けを呼ぶな、自分達が先だと作業員を押しのけて逃亡する幹部とその部下。
そんな幹部たちとは逆に、被害の拡大を食い止めようとする作業員達の奮闘と、閉じ込められた施設からの決死の脱出劇を描く。
ーwikipediaより抜粋ー
監督は「バトルシップ」や「ハンコック」のピーター・バーグです。
劇場で見てきた感想としては、
いや、もうあっという間に時間が過ぎた!
社会性の強い映画で、劇場で見てほんとによかった!
これはドキュメント映画となりますので、真実性があり、迫力のある映画となっています。
事故が起こってからがもうパニックの連続で心休まる時がありません。その迫力は劇場で見たほうがいいと断言できるほど。
降り注ぐ鉄くず、休まることなく吹き上がる炎、逃げ惑う作業員たちー。
これが実際にあったのかと思うと、鳥肌が立ちます。
もはや誰が、誰だかわかんなくなるくらいのパニックとなり、画面から目を離す事ができず、息を呑む展開の連続。
本当にすさまじいほどの迫力です。
そんな中で現場の主任や作業員は、少しでも被害を食い止め、死者を出さないように奮闘します。
自分が負傷したのにもかまわず、被害を抑えようとする姿にはもう「すごすぎる」の一言しかありません。圧巻です。
でも、この映画はただそのパニックを描いているのではありません。
しっかりとメッセージ的なものがあります。
劇中で作業を強行した作業員に主役のマイクが素手でなまずを取った時の話をするのですが、そこで
「なまずに腕をかまれるのは承知のうえで、そのリスクを踏まえた上で、装備を整える」
と、マイクは言います。
これって、石油掘削施設を運転・管理するにあたっての想定されるリスクや危険性を考慮して、最善の装備をするべきだっていう意味ですよね。
ですがそれを無視して、企業の都合で作業を強行し、未曾有の事故を引き起こしてしまいます。
そしてラストの炎の中ではためくアメリカ国旗と、燃えている海。
「自分達が扱っているものの危険性やリスク、その正体を見定め最善の対策をとらないと、国すらも炎に包まれるぞ」
と、言っているように僕は感じました。日本も他人事ではありませんよね。
ラストも助かって、万々歳というわけでもないのがリアルです。
ドキュメント映画とはいえ、真にせまるかのような映像です。
死んでしまった作業員の遺族は行き場の無い悲しみと怒りしかないし、作業員だってどうしようもありません。
真実にあった話なので、実際の被害者もいると思うと、何もいえなくなってしまいます。
バーニングオーシャンは社会性の強い素晴らしいドキュメント映画でした。
多くの人に劇場で見てもらいたい作品です。
以上、映画「バーニングオーシャン」感想でした。
次は何をみようかなぁ。
ーそれでは、また。